12月6日。
エソテリックのDAコンバーターの破損と思われる問い合わせがありました。
D3では、ありませんでした。
調べると同じDAコンバーターでした。
うちのは、D3じゃないから大丈夫と思っていらっしゃる方も
該当するかもしれませんので、下記の調べ方で確認をしていただくのがよいと思います。
ちょっと、立て続けに不具合がでていますので
はやめに確認していただいて、不具合がでている場合
それ以上をお使いにならず、修理できるところがあれば
手当てしていただくのがよいと思います。
*もうしわけありませんが、当方、受付休止中ならびに、
新規の機器の場合、修理のみはお受けいたしません*
2018年度第2回受付再開は
冬・・・になりそうです。
ひとつは、
で紹介している、Vimak
もうひとつは
の、D-3側が特に。
順に問題部分を掲載しておきます。
Vimak
電解液漏れはDT-1000と同様に至る所で発生しており基板のパターンの切れている所もありました。(錆を落とすとパターンが無くなってしまいます)
内部の銅メッキが影響?しているのでしょうか。
表示基板も電解コンデンサの液漏れでパターンの断線です。
Vimakのこの年代のプレーヤーをお持ちの方は早めに手当てしないと動かなくなる可能性が高いと思われますね。
D-3側
K氏より右chのレベルが低く無音時ボリューム最大でノイズが出るとの連絡があり再入院です。
症状がD-3 3台目と同じにみえるので早速D/Aコンバーター部の波形を確認すると又してもD/AコンバーターとI/V変換用のオペアンプが壊れていました。
オペアンプが壊れる位だから発振データーがD/Aコンバーターに入力されている事があるのだと思われます。
D-3を持たれている方は一度無音状態でボリュームを最大にしてノイズが出ないか確認する方が良いと思います。
ノイズが出る様であれば同様に壊れていると思われます。
D-3側(OSコン 交換要す)
単純な処の不具合発生と思っていましたがさらに調べて行くと原因はD/Aコンバーターの不良でした。過去にも不具合は有りましたが数は少なくこれで4件目です。
D/Aコンバーターが片chに4個付いておりその内の1個が動いていないのに通常の試聴では気が着かず、「大丈夫か自分の耳」ですね。
今回ノイズ調査でOSコンデンサを外したので容量チェックを行ったところ100μのコンデンサが22μ位しか無くちょっと驚きです。
OSコンデンサの寿命についてはメーカーの謳う電解コンデンサの4倍を信じていましたのでこれまでのオーバーホール時にも交換対象外としていましたが、今回の測定結果より信じる事ができなくなりました。
100μのOSコンデンサを10個測定して22μ・31μ・88μ・92μと4個も容量が抜けていました。
今後はOSコンデンサもオーバーホール時の交換対象です。
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