私自身が、親が非常に教育熱心だったのですが
今思い返すに、親には非常に申し訳ないのですが、
親が行かせてくれた塾とか家庭教師ではなくて、
一番勉強に役立ったものは、親がたぶん、自分のために買っていた
「日本の詩集」とか「日本文学全集」でしたし、
何より、働き続ける親の後姿が、今でも一番の「教育」であったなぁ。と思います。
しかし、今思うに・・・・
親が金の話をちょっとでもしてくれてたら、
私ももう少し「これはヤバイ」と勉強に身が入ったかもしれないですね。
まあ、当時の自分は
子供だもんで、金がない。
マンガとかは、たぶん今の価格よりずっと高いものでしたから
マンガを読んでしまうと次々買うわけにもいかず、
最初はしょうがなしに、文学全集を「なんだこれ?」みたいな感じで、
手に取って、ぱらぱら~とめくってみたりしたり。完全に大人向けで、
ルビとかふってないし、字が小さいし。でも、時々めくってみたり。
で、草野心平さんの詩とか、
なんかふしぎな詩だなぁ、と思ったりしたのを覚えています。記号みたいだなとか。
親がたぶん、無理して行かせてくれた塾とかはぜんぜん、自分にあわなくって。
家庭教師とかもつけてくれたんですが・・・
うちの娘は学生時代は勉強が嫌いでしたが、
社会人になって、急に資格勉強とかするようになったので。
勉強、するときがきたら、するかな。
とか思ったり。
しなければ、まあ、しょうがないか。とどこかで思ってるところがあります。
最初からものわかり?が良かったわけではなくて、
中1のとき、冬休みに
「いま、中1の勉強部分を理解しておかなければ中2でついていけなくなるぞ!」と
息子に相当なスパルタ教育をして、そのときは点数が40点とか上がったんですが、
旦那から「それでは持たないぞ」と止められまして(汗)
で、自分でもけっこう、キツイんですよね。子供とはいえ、怒っていていい気分がしない。。。
今思い返すのもいやな年末年始でしたねーー・・・・・・
で、極端かもしれませんが、2年生なかばくらいから、全然成績表とかも私は見なくなりました。
当人が勉強の「必要性」を感じられなければ、どうしようもないので。
でも社会や歴史は好きみたいで、「この時代はね、こんなことがあったんだって」と
話してくれるので、興味はあるのかな、と。それでまあ、いいか、と。
しかし、ネットが大好きなもんで、このまま将来引きこもりになったら
困るなぁ。とは思っていました。
で、何したかといいますと、自分がかつて、親が金の苦労を全然子供に話さなかったのが
逆に自分の世間知らずを助長させたという苦い教訓を生かして
子供には
コンビニやスーパーにおいてある、
求人情報誌をもらってきて、息子にいろいろ見せつつ
「この仕事は、こういう内容でー・・・」
と解説しながら、電卓を渡して、
「飲食業は、シフト制が多くて、シフトとは、うんたらかんたら・・・なので
なかなか保険的にはどうたらこうたら・・・」
とか、
「この仕事は、給料はよいが、仕事が切れるといきなり仕事なくなり、カネに困る」
という話をしつつ(私はバイトやら派遣ばかりしていたので、そのへんの経験はある)
「一人暮らしした場合の予算」をメモ書きして、
息子に
「ハイ♪」と見せました。
息子は「・・・携帯も持てないのか・・・」とつぶやいておりました。
これは、上の娘が当時フリーターだったにもかかわらず、一人暮らししたい!と
連呼したとき、おススメ?として、何回か計算をいっしょにしてます。
「自由にしてみたい?あっそう。じゃあ計算してみましょうか」という感じです。
家賃 45000
水道費 4000
ガス 4000
電気代 6000
交通費 9000
ネット代7000
携帯代 8000(携帯本体代の分割払い含む)
食費 45000(ペットボトルを毎日飲んでると、一ヶ月で4500円になるのだぞ)
貯金 20000
服代 3000(おしゃれをしなくても、靴下とか靴とか磨り減るし)
病院代 5000(自分の経験上。絆創膏とか、頭痛薬とか、ドラッグストアで買えるものも含め)
雑費 3000(トイレットペーパー、シャンプー、ガムテープとか電池とか、コーヒーのペーパーフィルターとか・・・意外とかかります)
保険 6400(私が入ってる、掛け捨て保険がこの金額なので)
散髪代 1900
で、意外と・・・無意識に当人が計算に入れないのが
交際費
通勤以外で使う交通費(スクーターとか自転車代とかもこれに含まれると思う。駐輪場代も)
自分磨き代(習い事やら、ジムやら)
本やビデオなどの娯楽費
なんですよね。これを入れなきゃ、けっこう一人暮らしって出来るんですが
たぶん、このへんが借金の元になってるってこと、けっこうあるような気がします。
で、まあー
「一ヶ月に何回、友達とご飯食べたい?二回?あっそう。じゃあ一万弱はいるよね。カラオケとかも行くし」
「会社と家の往復だけじゃないでしょ?そうねー5000円は必要だねーたまーーーーにタクシーとかに乗ったりしない?」
「将来のための勉強とか習い事とか一生しないの?」
「本とかビデオとかいっさい無しで過ごすの?」
とか聞いてると当人も
「このくらいの収入は欲しい・・・」という考えになってくようで。
で、「じゃあ勉強しないといけないのか・・・」みたいな考えを、いまは、してるみたいです。
で、求人誌に加え、「リクナビネクスト」(求人サイト)を見せて、
「ほーら、高収入の仕事とかあるでしょ?しかし、
「これこれのスキルがある人じゃないといけないとか書いてるよ」とか言ったり。
なんで新卒のリクナビじゃなくて転職者用の「リクナビネクスト」かというと
転職者用のサイトのほうが、仕事の実像がなんか、見えやすいので
子供に説明しやすいからです。
どう生きるかは、けっきょく、当人が好きに生きていくわけですが、
金について、無視することはできず、そして仕事も
現実の世の中の選択肢から、チョイスすることには変わりはないわけで。
まあ、見せるもん見せたあとで、
「じゃー後は自分で考えてね。ちなみに大学費用は出せないんで、
頑張って高校の学費安く抑えてね♪」
と言っております。(高校の学費が激安だったら大学はなんとか半分は出さないでもない。と
言ってます)
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今思い返すに、親には非常に申し訳ないのですが、
親が行かせてくれた塾とか家庭教師ではなくて、
一番勉強に役立ったものは、親がたぶん、自分のために買っていた
「日本の詩集」とか「日本文学全集」でしたし、
何より、働き続ける親の後姿が、今でも一番の「教育」であったなぁ。と思います。
しかし、今思うに・・・・
親が金の話をちょっとでもしてくれてたら、
私ももう少し「これはヤバイ」と勉強に身が入ったかもしれないですね。
まあ、当時の自分は
子供だもんで、金がない。
マンガとかは、たぶん今の価格よりずっと高いものでしたから
マンガを読んでしまうと次々買うわけにもいかず、
最初はしょうがなしに、文学全集を「なんだこれ?」みたいな感じで、
手に取って、ぱらぱら~とめくってみたりしたり。完全に大人向けで、
ルビとかふってないし、字が小さいし。でも、時々めくってみたり。
で、草野心平さんの詩とか、
なんかふしぎな詩だなぁ、と思ったりしたのを覚えています。記号みたいだなとか。
親がたぶん、無理して行かせてくれた塾とかはぜんぜん、自分にあわなくって。
家庭教師とかもつけてくれたんですが・・・
うちの娘は学生時代は勉強が嫌いでしたが、
社会人になって、急に資格勉強とかするようになったので。
勉強、するときがきたら、するかな。
とか思ったり。
しなければ、まあ、しょうがないか。とどこかで思ってるところがあります。
最初からものわかり?が良かったわけではなくて、
中1のとき、冬休みに
「いま、中1の勉強部分を理解しておかなければ中2でついていけなくなるぞ!」と
息子に相当なスパルタ教育をして、そのときは点数が40点とか上がったんですが、
旦那から「それでは持たないぞ」と止められまして(汗)
で、自分でもけっこう、キツイんですよね。子供とはいえ、怒っていていい気分がしない。。。
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で、極端かもしれませんが、2年生なかばくらいから、全然成績表とかも私は見なくなりました。
当人が勉強の「必要性」を感じられなければ、どうしようもないので。
でも社会や歴史は好きみたいで、「この時代はね、こんなことがあったんだって」と
話してくれるので、興味はあるのかな、と。それでまあ、いいか、と。
しかし、ネットが大好きなもんで、このまま将来引きこもりになったら
困るなぁ。とは思っていました。
で、何したかといいますと、自分がかつて、親が金の苦労を全然子供に話さなかったのが
逆に自分の世間知らずを助長させたという苦い教訓を生かして
子供には
コンビニやスーパーにおいてある、
求人情報誌をもらってきて、息子にいろいろ見せつつ
「この仕事は、こういう内容でー・・・」
と解説しながら、電卓を渡して、
「飲食業は、シフト制が多くて、シフトとは、うんたらかんたら・・・なので
なかなか保険的にはどうたらこうたら・・・」
とか、
「この仕事は、給料はよいが、仕事が切れるといきなり仕事なくなり、カネに困る」
という話をしつつ(私はバイトやら派遣ばかりしていたので、そのへんの経験はある)
「一人暮らしした場合の予算」をメモ書きして、
息子に
「ハイ♪」と見せました。
息子は「・・・携帯も持てないのか・・・」とつぶやいておりました。
これは、上の娘が当時フリーターだったにもかかわらず、一人暮らししたい!と
連呼したとき、おススメ?として、何回か計算をいっしょにしてます。
「自由にしてみたい?あっそう。じゃあ計算してみましょうか」という感じです。
家賃 45000
水道費 4000
ガス 4000
電気代 6000
交通費 9000
ネット代7000
携帯代 8000(携帯本体代の分割払い含む)
食費 45000(ペットボトルを毎日飲んでると、一ヶ月で4500円になるのだぞ)
貯金 20000
服代 3000(おしゃれをしなくても、靴下とか靴とか磨り減るし)
病院代 5000(自分の経験上。絆創膏とか、頭痛薬とか、ドラッグストアで買えるものも含め)
雑費 3000(トイレットペーパー、シャンプー、ガムテープとか電池とか、コーヒーのペーパーフィルターとか・・・意外とかかります)
保険 6400(私が入ってる、掛け捨て保険がこの金額なので)
散髪代 1900
で、意外と・・・無意識に当人が計算に入れないのが
交際費
通勤以外で使う交通費(スクーターとか自転車代とかもこれに含まれると思う。駐輪場代も)
自分磨き代(習い事やら、ジムやら)
本やビデオなどの娯楽費
なんですよね。これを入れなきゃ、けっこう一人暮らしって出来るんですが
たぶん、このへんが借金の元になってるってこと、けっこうあるような気がします。
で、まあー
「一ヶ月に何回、友達とご飯食べたい?二回?あっそう。じゃあ一万弱はいるよね。カラオケとかも行くし」
「会社と家の往復だけじゃないでしょ?そうねー5000円は必要だねーたまーーーーにタクシーとかに乗ったりしない?」
「将来のための勉強とか習い事とか一生しないの?」
「本とかビデオとかいっさい無しで過ごすの?」
とか聞いてると当人も
「このくらいの収入は欲しい・・・」という考えになってくようで。
で、「じゃあ勉強しないといけないのか・・・」みたいな考えを、いまは、してるみたいです。
で、求人誌に加え、「リクナビネクスト」(求人サイト)を見せて、
「ほーら、高収入の仕事とかあるでしょ?しかし、
「これこれのスキルがある人じゃないといけないとか書いてるよ」とか言ったり。
なんで新卒のリクナビじゃなくて転職者用の「リクナビネクスト」かというと
転職者用のサイトのほうが、仕事の実像がなんか、見えやすいので
子供に説明しやすいからです。
どう生きるかは、けっきょく、当人が好きに生きていくわけですが、
金について、無視することはできず、そして仕事も
現実の世の中の選択肢から、チョイスすることには変わりはないわけで。
まあ、見せるもん見せたあとで、
「じゃー後は自分で考えてね。ちなみに大学費用は出せないんで、
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