「フォーカス12フリーフロー」を毎日聴いていたころに見た夢です。
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温泉旅館のような、老人ホーム。そこを家族と見学している。
ただ、誰か入るという話ではない。ただ見ているのだ。
義母をここにいれようと思っているのではなく、ドライブに来てたまたま
そういう建物があって入った、みたいな感じである。
人が多く、風呂場の前で大勢が立って入るのを待っている。
これが、終演後のコンサートホールロビーみたいに混みまくっている。
で、その入り口の前のスペースには長いすというか、ベンチがあって
そこに眼鏡をかけたおじさんとかが大勢1人ひとつずつのベンチを占領し、
ずらっと寝転んでいる。起き上がってる人もいる。あの人は公務員をしていた
んですよ、とか誰かに言われる。
不思議なのは、そこにいる人はいかにも老人っていう感じではなくて
50半ばとか、若かったりとかなのである。
女将みたいな、そこの管理者のおばさんに連れられて階段を下る。
階段も狭い。普通のマンションみたいな幅しかない。人がすれ違えるかどうか
みたいな。
ロビーのような場所に出る。私は広く前面いっぱいに取られたガラス窓から
外を眺める。小高い丘の上にあるようで、この建物に来るための道路もまだ
新しい。目の前には小さな教会まである。赤い三角屋根で可愛い。
右手に目をやるとコテージのような
小奇麗な建物がいくつも並んでいて、
「ここにいる人に会いに来る人用の
宿泊施設なんですよ~」と女将?が説明してくれる。
みんな綺麗だ。だが窓からの眺めはゴルフ場のコースみたいで、
必要とされるもの以外はムダなものが何もなく、芝生はひたすら綺麗で、
私はこんなところにいるなんて、やってらんないなぁと思う。
そう思った次の瞬間、
宴会場にいる。(前の建物とは別・・だと思うけど)
ビルの貸室の一室でやってるような風情のない居酒屋みたいな部屋だ。
のれんもなにもない。ただ、長四角の机を囲んで、
いろいろ人が座っているようだが皆若い。20代ばかりだ。
私だけがどうも年齢的に浮いているので、
ひまで携帯でネットでみようと
思うのだが表示がなんかいやってもうまくいかない。
(夢ではこういうことがよくある。建物とかはすごくはっきりしていて、
登場人物の白髪の1本1本まではっきりしてるのに、
文字だけが
見よう見ようとすればするほど、ぼや~・・・として読めないのだ。
ぐにゃぐにゃするっていうか)
どうも話の内容から、そこにいる人たちは芸能関係で、
わりとヒマなモデルとか、そういう人たちらしいということがわかってきた。
隣の男が切り抜きを見せてくれる。
1968年生まれ、とあり本名とかも書いてある。
どうみてもその記事は80年代ぽいイラストと紙のふるびかた・・・
ずいぶん若いなぁ、整形してんのかな、とか思う。
「モデルの××くん」とかあって写真もあるんだけど目の前の本人と
全然顔が違うんですが・・・
という夢だった。
旦那のコメントは
「そこ、老人ホームじゃなくって、死んだらあの世で
一休みする場所だ。で、お前が話した男とかその宴会場にいた若いやつらは
皆、死んでいるんだ」
だそうです。ひー。
それから夫婦して
「死んだらああいう小奇麗でヒマなところには行きたくない。ちゃんと
街にゴミとか落ちている所がいい」と話し合ったのでした。
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