☆Lorosae(太陽が昇る)ブログ☆

ロロサエという言葉は、東ティモールで使われているテトゥン語で、つまりは「日の丸」です。

「りくぜんたかたウェルカムバックツアー2016」 キャピタルホテル1000編

2016-02-06 22:00:00 | 旅行
岩手県北観光が企画したという陸前高田市を楽しむイベント
楽しめるようになった、ボランティアの方々への感謝のイベントなるものに、たかたのゆめちゃんが来るということで、
図々しくも参加したことを数回にわけて、綴りたいと思います。

2月6日、一ノ関駅からのバスに乗り参加しました。
千厩は、ひな祭りの準備で、通り道に華やかな幟がたっていました。

渓流を見ながら、北上川を渡り、いつの間にか海になり、気仙沼に入りました。

そして、張り巡らされたベルトコンベアーが役目を終え、解体され、橋っぽい部分が残されていて、見えやすくなった奇跡の一本松が見えてきて、まずは、慰霊碑へ、挨拶をし、黙とうをしました。





空が広くて広くて、がらんどうという言葉が浮かびました。

土だらけで、空だらけ。

そして、宴の会場となる、キャピタルホテル1000に入りました。

私の一番の目当ては、陸前高田で食べる三陸パエリアです。



三陸パエリアだと広範囲をさすようで、陸前高田に特化したパエリアには「にゃむにゃむ」という名称がついていました。監修したシェフ栗原靖武さん自ら調理していただき、壇上で解説もされました。
ピースサインではなく二種類のパエリアだという紹介のシーンをパチリ。



この日は、クリガニや牡蠣などの贅沢海産物のパエリアと、それから、生まれてはじめて食べる鹿肉のパエリア、二種類が用意されました。






シカ肉のパエリアです。生姜の効果なのか鹿肉の特徴なのか、マグロに近い食感で臭みなどは一切感じませんでした。

その他、ホタテが使われているか、ビンビンな歯ごたえの貝柱が入ったかき揚げや、大きい牡蠣をつかった料理、可愛いケーキ、鶏肉の料理、お寿司!そしてワカメのしゃぶしゃぶ!!


いろいろあったけど、パエリアに感動しているうちに即売り切れ、みんなみんな、舌鼓、お腹の中へ消えていきました☆

氷上太鼓の演奏のとき、手拍子の誘導があって、陸前高田で、手拍子をしたことが妙に感慨深かったです。
振動が、空まで届いたらいいのにと、勝手な気持ちを抱きました。



動く七夕、見に行ってみたいと思いました。

市長さんの話によると、震災のあった3月11日、新しい体育館ができて、そのお祝いを言いに、午前中、市長さんはその学校の、体育館の壇上にあがったそうです。そして、その日の夜、その体育館は、避難所となったそうです。

りんご系アイドルグループ、アップルガールズの皆さんと、たかたのゆめちゃんによる、やなせたかしさんが作ったという「一本松音頭」、この踊りは、ボランティアで来て下さった全国からの皆さんをもてなすために生まれた踊りなのだそうです。



そして、手土産に林檎をくれました。





ゆめちゃんも「今日の舞台よかったねー」って言っているかのような一枚。

そして、盛岡さんさ踊りの加藤家の皆さんが現れました
まさか陸前高田で、さんさ踊りが見られると思っていなかったから、すごく嬉しかったです。





加藤家の皆さんは、陸前高田市の文化会館建築へ支援をしたシンガポールにて盛岡さんさ踊りを披露して、そして、シンガポールに、陸前高田の方々を代行してお礼をしたそうです。その時に預かったお手紙を、陸前高田市長に届けることも兼ねて、来たそうです。

「幸乎来チョイハヤッセ」を、陸前高田で。



参加した人数よりおもてなしに来て下さった地元の方の方が多いイベントでした。



右の奥に写っている若い女性は、「みなみの福興ラジオ」のDJ、美南さんです
今回の司会は、小笠原聖さんと美南さんが担当していました。



市長さんとゆめちゃんをパチリ。

宴が終わって、やってやるぞという空気に包まれた熱気さめやらず、キャピタルホテルの夜、星を見に外へ出ました。

工事現場を知らせる二色の灯りが点滅している夜の陸前高田市。
空を見上げるとまあるく見えて、オリオン座と、北斗七星が分かりました。

波の音がささやかに聴こえた夜でした。

今年の初岩手旅行、目的地は、陸前高田市でした。

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