愛犬家が2000人集まる犬の幼稚園 BuddyDog

犬の幼稚園 Buddy Dogのようす

ブログ説明





特別なトレーニングをして何かを教えるというよりも、社会化を重視

吠える、噛むなどの問題行動が出る愛犬たちは、とても多いです。

ひどくしないためには、家庭に迎えてからすぐにでも、社会化の勉強を始める必要があります。

愛犬の問題行動の原因は社会化不足と飼主さんの無知・無関心や誤ったしつけだと思います。

問題の原因を理解し、それに対してどう接したら良いかを指導し、飼主さんが自らできるようにする。

多くは犬を甘やかし飼主が犯してしまった間違いを見つけ、愛犬とうまくつき合えるようにすることです。

それが犬幼稚園 Buddy Dogのしつけ方です。

園長が飼主として、一番にこころがけていること、それは、他人に迷惑をかけないことです。

犬が好き、苦手、どっちでもない、すべての人に、犬がいることで、できるだけ迷惑をかけないことです。

そのために「社会化」「しつけ方」は絶対に必要です。

●愛犬の肝疾患 処方食では治らない?

2009-08-14 21:01:20 | ドッグフード
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犬幼稚園 Buddy Dogに肝臓病のおともだちの食事相談が....増えて!

内容の多くは「病院の処方食で食事療法を行っても改善されない」

米国の友人(獣医師)に問合せていた結果に、園長「目からうろこ」でした。

肝臓病用フードは、肝臓病が進んだ時に与える食事なのだそうです。

血液検査で肝臓の酵素ALT(GPT)やAST(GOT)が高いだけで、肝臓の働きが落ちていない場合に肝臓病用フードを食べていると、
肝臓が再生する(治る)ために必要な蛋白質が不足して、むしろ悪化してしまうことがあるそうなので気をつけてくださいとのことでした。

なぜ食事療法なのか?

肝臓病が進んで肝臓の働きが落ちてくると蛋白質をうまく代謝できなくなって最悪痙攣をおこすので、
食事に含まれる蛋白質の量を制限しなければいけません。

しかし蛋白質を制限しすぎると低蛋白血症をおこして、腹水が貯まったり、色々な障害を起こしてしまいます。

これを解決するために、蛋白質の量を制限しつつアミノ酸の配合を工夫して代謝しやすくしている
肝臓病用フードで食事療法を行っているのです。

これからの食事療法は

獣医師は肝臓の働きが落ちてくると漠然と肝臓病用フードで食事療法を行っていたそうですが、
最近は血液中のアミノ酸濃度を測って蛋白質の代謝がうまくいっているのかを確認して栄養管理をするということでした。

これまでは《肝臓の働きが落ちている→肝臓病用フードを与える→状態が良くない→重病だから仕方がない??》でしたが、

これからは《肝臓の働きが落ちている→肝臓病用フードを与える→状態が良くない→血液中のアミノ酸濃度を測定し、異常なら食事療法の見直し》となっていくのでしょう。

肝臓病用フードを食べているだけでは蛋白質の代謝がうまくいっていないことが多く、
血液検査結果をもとに食事療法の見直しをするだけで格段に状態が改善することが多いということです。

園長のひとりごと

園長は犬幼稚園に来られた飼主さんと愛犬の食事に関してお話をします。

原材料や原産国を選択基準にされている方は多いのですが?

手作りの方も?犬種別も?

価値観に個人差があるのは十分理解できます。

しかし、正確な情報をお持ちの方は少ないようです。

食べ物の選択は愛犬の健康に重大な影響を与えると思います。

勉強してくださいね。

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