日本が超好きだという
マーガレット・プライス氏が著したものです。
出版はジャパンタイムズ。
なのでしっかりした本です。
やっぱり著者も感じている通り、
人は誰しも外国の異文化はまぶしいほどに興味があるって書いてあります。
その彼女もやはり自国オーストラリアの事はあんまりしらないそうです。
我々と同様です。
ま、私も思っていたのですが、自分の住んでる国に詳しいのは
日本史の先生。。でも、外国人が興味があり知りたい事はやっぱり
彼らでもわからなさそうです。
もっと詳しいところなんですわ。
日本での通常の外国人案内の場合、
たいていは神社仏閣に連れて行き
これは誰それが何年に建立したもので、こんな歴史がある。
と説明される。。
ところが外国人の興味あるところ(彼女がかもしれない)は
これは何のために建てられて、どうやって利用されていたか
こういう文化を日本人はどう考え今日に役立てているのか。。
とか、もうちょっと突っ込んだ疑問を抱いているらしいとのことです。
そこで、この日本人が外国人に説明したい事、
外国人が日本人に説明してもらいたい事のギャップを埋めるために
また、日本人もここでなるほどと思える、
一石二鳥な本にしたいってことで書いたそうです。
なるほど。。
内容が面白くて、日本文化が確かに理解できます。