こんにちわ~^0^
昨日で大きな被害をもたらした熊本地震から1年経ちました。
ワタシは地震以降、熊本には2回程出かけて行きまして、1回目は 地震後間もない5月で記事はこちらです。
で、2回目は約半年経った昨年11月に訪れてみました。
今日は、その時の事を書きます。
熊本の街は、震災前と変わらない活気に満ちあふれていました。
もちろん震災後、未だ復旧していない道路のために、大回りの迂回路を通らなければならなかったりはしましたが、人々は元気そうに見えました。
熊本の街の復旧は終わっていて爪痕は感じませんでしたが、熊本の人のシンボルである熊本城は、酷いままでした。
熊本城を訪れたのが夜間でしたので
あまり傷ついている様にはみえませんが
少しズームしてみると
地震による破壊の跡が見て取れます。
崩壊した城壁
危険なので城のすぐ側には近寄らせてもらえません。
城と外壁、石組みの塀は大きく崩れて、掘の脇の桜の大木はいくつも倒れていました。
数年前に訪れた時の姿とはまるで違っていてとても悲しかった。
それでも今年も桜は綺麗に咲いてお花見が出来たようです。
嬉しい知らせでした。
南阿蘇にある熊本一の景勝地の看板のある月廻り公園
ここにはよく立ち寄っています。
阿蘇山の中岳火口付近からは この訪問のひと月前に爆発的噴火を起こした影響で断続的に噴煙が上がっていました。
現在は火口周辺規制も解除されていますが、この時は大きく迂回する限られたルートしかなく、交通渋滞が凄かったです。
公園の横にある月廻り温泉館も被害を受けていて、閉鎖されていましたが、現在は復旧して 営業再開しているようでホッとしています(〃∇〃)
近くにある人気アニメ(夏目友人帳)の舞台地になった神社も、石の柵が崩れていました。
そして、ナビに従って次の目的地に向かっていると偶然、震災で一番被害を受けた益城町に入っていました。
震度7を2回も連続で経験した所です。
山間部へ向かう一部の道路はボコボコに隆起していて車の走行はなんとか出来たけれど、通常のスピードで走るのが危険でした。
家の屋根にブルーシートがかけられたまま
傾いたままで建っている家もありました。
傾いた電柱
至るところにある震災の残した傷が痛ましかった。
それでも住民の皆さんが頑張っている事を、この建物↓を見て感じ取る事が出来、
少し涙が出ました。
逞しく在ろうとしている人達の強さに。
人ごとには思えませんでした、いつ自分も同じ目に遭うかわからない。
『もしも、震災を受けて生き残るために、私に何が出来るのか。
もし、生き残れたなら、私は何が出来るのか。
その時、私は笑って逞しく前を向けるのだろうか。』
自分自身に問いかけながら益城町を後にしました。
当時、噴火の影響でしょうか 地震活動が活発だったので、宿泊中や滞在中の地震が心配だったけれど、幸いにも遭遇せずに済みました。
熊本を離れた次の日に少し大きめの地震が起きていました。
私のお気に入りの道の駅 大津にて、建物の入り口の手前の露店で[いきなりだんご]↓は売られていて買う事が出来ました。
ココの美味しいの(〃∇〃) ココのが一番好きかも。
こちらは秋の阿蘇の美しくのどかな景色。
今は益城町は瓦礫も撤去されてかなり復旧が進んでいるそうです。
地震でお亡くなりになられた多くの方々に 心からご冥福を。
そして一日も早い復旧・復興を。
なにより心の回復を祈っております。
また美味しいモノがいっぱい♪の熊本へ行きたいな