ただのサッカーブログ

世間知らずの人間が書くサッカーを中心とした個人ブログ。2020年からはサッカー以外の事も少しずつ。

女子高生が男子公式戦で初ホイッスル、浜松工

2023-08-19 | Weblog
https://hochi.news/articles/20230508-OHT1T51073.html?page=1

サッカー 女子高生が男子公式戦で初ホイッスル、
浜松工・久米柚嘉さん「全力でやりました」
2023年5月8日 12時17分スポーツ報知

 浜松工の久米柚嘉さん(2年)が7日、
サッカー県高校総体西部地区大会で、
女子高生として県内で初めて、男子公式戦で主審を務めた。
7位決定戦の浜松湖東―掛川東戦を
レフェリングした久米さんは
「大舞台だったので全力でやりました」と笑顔を見せた。

 雨音が強まる中、女子高生主審の
試合終了のホイッスルが響いた。
大きな水たまりができた芝生を縦横無尽に
動き回り浜松湖東と掛川東の試合をさばいた。
雨でボールは止まりやすくなることで、
選手の接触が多くなる中、堂々と対処していった。
「以前の試合で審判をした時も雨だった。
試合をやる中で他校の監督さんから
『お前、雨女だろ』と言われることもありました」
とニッコリ笑ったが、試合中に顔打つ水滴に
「目を開けられないぐらいでした」
と悪条件の経験はあれど苦戦したようだった。

 県協会審判委員会によると高校男子公式戦で
女子高生が主審を務めるのは初めてとなる。
マネジャーとして所属する浜松工の
地区予選敗退が決まった5日に正式に決定した。

 女子総体や中体連での経験はあったが、
主審の打診を受け「男子は走る量が多く、
強く出る選手もいる。最初話を聞いた時は、
『副審じゃなくてですか』と本当なのか
疑いました」と振り返った。

 西部地区では県大会出場に影響のない試合で、
5年前から高校生審判を育成のために起用している。
「審判服はLサイズなのですがピチピチです。
次はXL買わなきゃな」。試合前の
あいさつでも男子に劣らない高身長。
大会関係者は「174センチと身長があり、
選手から強く言われても動じない芯の強さ」
を評価して推薦したことを明かした。

 久米審判は中学1年で所属していたクラブで
必須となっていた審判資格4級を取得し、
3級は一学年上のマネジャーの勧めで、
昨年10月に手にした。高校在学中に、
県から東海地方での審判が可能になる
2級を目指していたが、年齢制限により
難しく今後の目標としたいと話す。
先月29日には横浜M―名古屋戦で
山下良美主審らがJリーグ史上初めて
女子審判3人でさばいた。「私には遠すぎる存在、
尊敬しかない」と目を輝かせながら口にした。

 まだ高校2年生。目指すものがある。
「監督はよく応援される選手になりなさいという。
審判という役割は嫌われがちですが、
私は応援される審判になりたいです」
と晴れやかな表情を浮かべた。(伊藤 明日香)

 ◆久米 柚嘉(くめ・ゆずか)
2006年12月18日、浜松市生まれ。16歳。
小学校では葵西FC、浜松北星中で浜松泉FCに所属。
主にセンターバックでプレーしていた。174センチ。
家族は両親、兄、姉。血液型はO。





8月18日(金)
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