ピカールのネコライオンな日記

日々の雑感、鑑賞した映像作品や趣味について書いたブログです。

Dear ダニー 君へのうた

2015-09-24 21:00:00 | 映画
表題映画を観賞したので感想:

最近は映画を下調べせずに鑑賞する事が多くなったのですが、
この作品は公式サイトを事前に見ないで鑑賞してよかったと思います。
公式サイトが良く出来ていて内容も出ているので、
それを見てからだと多分映画の面白みが半減したと思います。
ちなみに、パンフレットに同じ事が書いてあるので購入には注意を。

さて本題の感想は、
映画館で見て結構良かったと思える作品でした。
世の中、
映画館で見る>レンタル等で見る>テレビ放送で見る>>そもそも見ない
位の序列だと思いますが、
これは、映画館で割引料金を払って見る、に値する映画でした。
正価を払うのは少し迷うかな。
ただ先日気の迷いから見た某エスパーものとは大違いで、
あれと比べれば大いに見るべきです。

ストーリー自体は、
堕落したスーパースター人生を送る主人公が、
43年前に出されたジョン・レノンからの手紙を受け取り、
改心しようとして、
息子と孫とヒルトンホテルの支配人に手を出して、
思うようにいかないものの、
新しい人生に向き合って歩みだす、
と言った感じです。

なお、幾らジョン・レノンの曲が流れようが、
実在の人物とは関係ありません。

最初は主人公がジョン・レノンからの手紙を読んで改心する動機が弱いかなと思いましたが、
映画を見終わってみると主人公の人間性から考えるとあのような行動が一番しっくりきます。
私は主人公とホテルの支配人とのやり取りが結構見応えがあったのですが、
二人の最後をあのようにするとは。
あと、映画のラストシーンの展開は息子が途中で咳込んでいる時点で予想がついたのが残念でした。
それぐらいでしょうか。

俳優の英語のセリフ自体は結構過激ですが、
翻訳はマイルドになっているのでPG12ですが楽しめます。


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