新型コロナウイルスの分類が感染症法上の5類に8日午前0時に移行、
法律上、季節性インフルエンザと同等の扱いになりました。
行動制限に関する法的根拠がなくなり、感染対策は自主判断となり。
3年超に及んだ特別な政策対応はこれで終結です。
そういう意味では今日は新型コロナに関する人類の勝利宣言の
画期的な日なのかもしれません。
世界保健機関(WHO)も5日に新型コロナに関する緊急事態宣言を終える
と発表するなど、世界でも対策の緩和が進んでいます。
ご存知のように海外ではもうマスクなしで普通の生活に
戻っている状況です。
それにしてもこの3年、大変な経験を人類はしました。
全世界で約680万人が死亡、日本は7万4千人。
後遺症に悩む人も相当数いるといわれています。
法的には一つの区切りになりますが、現時点でも死者は
いるし、感染も日本では増えています。
インフルエンザでも死者は出るので、それ並みに管理して
行きましょうということでしょう。
マスで考えれば、この新型ウィルスの攻撃を人類は
乗り切ったということでしょう。
しかし、ミクロの個人レベルで考えれば、亡くなられた人
も多く、なんとも不条理な世界だったことになります。
また次のあらたな感染症が発生してくるのでしょうが、
それに対してまた免疫を確保したりして、人類も強く
なっていく、そんな繰り返しが起きるのでしょうね。
医療、医学の進歩がどんどん進んで、どんなウィルスでも
感染を阻止できるような、あるいは発症しても最低限の
被害ですむような科学の進歩も期待したい。
ちなみに私もコロナに感染しましたが、たいしたことはなく、
短期間の発熱で後遺症もなく、軽くすみました。
一方でコロナワクチンは一度大変で副反応で1週間程度、
高熱と腫れで苦しみました。それで感染しても症状が軽かった
のかもしれません。
人それぞれの新型コロナに関する思いを残して、次に進む
ことになります。