3月11日が明日です、
東日本大震災が2011年3月11日14時16分に発生。
13年が過ぎて、記憶も薄れつつありますが、2万人以上の人が亡くなられ
甚大な被害が発生しました。いまだに約3万人の人が避難をされている
ようです。
今年の正月には能登半島地震、2カ月が過ぎてもンフラ復興が
ままならない現状が伝えられています。
いまさらながら日本というのは地震、津波、台風、火山噴火などの
自然災害と一緒に共生していくしかありません。
防災については常に考えておく必要があります。
昨日はそんな時期だからでしょうか、町内会の主催で招集がかかり、
市役所の防災課の方からの最新の情報を集会所で聞いてきました。
私の住んでいる地区は利根川が決壊すると、4~5メートル水没する
予測になっています。1947年のカスリーン台風ではそれ以上に
水没した実績があります。
防災課の方の話を聞くと、台風、大雨の水害については
まず、地域外へ逃げてくれという話で、その次が地元の避難所、
そして最後は自宅などの垂直避難、たしかに台風・大雨の場合は
ある程度予測ができるので、こんな時は高台になる、埼玉県の
西部地方のホテルなどに避難するのが一番安全なんだと
再認識をしました。
多分地域の避難所では収容能力が足りず、また避難生活に
なった時のいろんな対応が十分にできない恐れがあるのでしょう。
実は2019年10月12日の夜から深夜にかけて、台風19号が襲って
きて、当時は利根川が決壊するはずはないとたかをくくって
通常の台風対応で、夜を迎えたのですが、だんだんと風雨が
激しくなり、その日は心配でニュースをみながら起きて
いたのですが、夜中急に外にある町のスピーカーから
台風情報が流れ始め、日が変わって翌日13日の午前1時に
市内に避難準備・高齢者等避難開始の放送が流れました。
暴風雨の中、高齢の母は寝てましたが、もう今更暴風雨の中を
避難所へ移動することもできず、万一の場合は二階に全員が移動する
しかないなと思い、TVなど様子をみていると、夜中2時に
今度は「市内全域に避難勧告」レベル⓸が発令されました。
もうどうにも対応がとれないので、後は祈るばかり。
この時、後でわかったことですが、利根川が決壊する寸前だったようで、
一部水が防波堤を超えて流れ込み、
川の近く地域では一部住宅地区で浸水が発生しました。
正に利根川決壊の危機一髪の状況だったようです。
こんな風に急に避難命令がでても暴風雨の中動くことが
できないので、事前に私の地域では地域外避難をする
覚悟を新たにしました。