日大のアメフト部が違法薬物問題でついに廃部が決まった。
大学本部がこの日「競技スポーツ運営委員会」を開き、
部の存続を認めず廃止する決定を下した。
日大アメフト部の廃部決定
何か片手落ちのようなアンバランスな気がします。
林理事長と澤田副学長の対立は、辞める辞めないでもめて、
結局辞めることにはなったものの、パワハラ訴訟となり、大混乱。
マネージメントする側がごたごたしていている中で、
アメフト部の廃部は大学側の十分な説明もないままに、決める。
それよりも前に学校側の理事が総退陣することで、リセットした
上で、廃部をするのかどうか決めるのが筋ですね。
悪質タックル問題があって、その後どう学生を指導してきたのか
その中でどうして、大麻取締法違反で3人も逮捕されるような
ことになってしまったのか?
しかもこの事件の発端は学生からの告発だったと記憶しています。
その時に曖昧にしてきたのが澤田副学長、その時の発言が思い出されます。
「仮定の話で分からないが、もし(逮捕者が)複数ということであれば
(廃部も)考えなければならない」
この言葉、真実を知っていて発言したとしたら、隠蔽しようという
意図がありあり、また知らなかったとしたら、如何にアメフト部の
状況をしらなかったのか、マネージメントしていなかったことが
明らかです。
大学のクラブ活動ですからね、教育という視点でも
大学側がしっかり状況把握しておく必要があったはずです。
このマネージメント、管理不足が一番の問題だと思います。
いずれにせよ、大学側が真実を調べ明らかにすることができず、
結局警察の逮捕によって明らかにされることになってしまって、
大学の自治という意味でも問題であり、まさに大学側が
役割、責任を全く果たしていないことになります。
林さん以下、理事全員が事の重大さを全く認識していないように
見えるのですが、アメフト部の健全な学生さんが可哀そう。