降雪の定峰峠で雪見酒

 

今日は、日曜日で三連休でもあるが、全国的に雨か雪との天気予報である。朝方は、曇り空であるものの寒さは厳しいので、同じ降られるなら雪のほうが得した気分になる。と言うことで、いつもながらに定峰峠に向かった。今日はバスで終点まで行ってから歩いたが、そこから標高が徐々に高くなるので、粉雪が舞い始めてきた、峠の茶屋に着くころには、まさにどこかの雪国にいるような景色となった。歩く時間は、４０分程度であるが、ふくらはぎのストレッチをしたかったので、急坂のハイキングコースを歩くため汗だくである。峠の茶屋では、いつもなら瓶ビールなのだが、今日はまずは雪見酒しかないだろうとワンカップ酒を燗してもらい、ガラス戸越しに降り続く細雪を眺めながら、俳人にでもなったような心境を感じていた。

 

今日は、特段目新しいことは無いが、ちょっと気になるのはロシアの反体制指導者ナワリヌイ氏の遺体が母のもとへ引き渡されたことだ。当初、引き渡しには二週間かかる予定だったらしいが、昨日母のもとへ帰された。どのような交換条件が言い渡されただろうか、と想像するが、恐らく死因特定の調査はされないのではないかと思える。当然のこと死因を暴露されれば、ロシア政府に逆らったことになりかねないから、最悪の結末になると通告されていると考える。