今日がきっと最高の日!

産業カウンセラー&コーチ&短大講師&妻&母&娘・・・いろいろな顔をもつ私が、日々の生活で考えたことをつぶやきます。

コーチングとカウンセリング

2015-01-20 21:49:17 | こころのこと
カウンセリングという言葉が使われ始めてずいぶん経ち、
そのため、「カウンセリング」「カウンセラー」の言葉の意味をご存じの方、
以前に比べてかなり増えてきたように感じています。

ではコーチングはどうでしょうか。

同じ対人支援の方法なのに
コーチングはまだまだメジャーではないようです。

とはいっても、その有効性にいろんな方が気づいていて
コーチングの考え方が入っていない分野はないくらいです。
今日用事があって行った図書館の医療関係のところにも
コーチング関連の本が数冊、
ビジネスのところにも数冊・・・と
あちこちに置いてありました。

同じ対人支援、よくコーチングは未来に向かうためのもの、
カウンセリングは過去を振り返って傷をいやすもの、と
表現されるのですが
それがクライアント(コーチングやカウンセリングを受ける人のこと)のためなら
どちらでも構わないし、
どちらがいいか決めるのはクライアント自身だと考えています。

ただ、明らかにうつ病やその他に近い状態のときは
従来のコーチングだと機能しないことが多い。

その場合、クライアントがコーチングをリクエストしていても
関わり方はカウンセリングにかなり近いこともあります。

またカウンセリングがうつ病等に機能しないこともあります。
そうなってくると、まずお医者様にかかってしっかり診断を受け
必要に応じて薬の力を借りることが大切です。

どちらが自分に合っているのか、
いろいろ試してみるとよいのではないでしょうか。