歴史と旅と少しのグルメ

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群馬ぶらり旅(館林つつじが岡公園)

2012年05月01日 | 旅行記

昨日に引き続きぶらり旅をご紹介します。今日は雨がぱらつくなか館林市にある県立つつじが岡公園に行ってきました。この公園は慶長10年(1605年)、城主で徳川四天王の1人榊原康政が愛妾「お辻の方」の霊をなぐさめるために1株のツツジを植えたのが始まるとされています。園内にはヤマツツジを始め、キリシマ、レンゲツツジ、さつきなど50余種、1万株が植えられています。樹齢800年といわれ、高さ5mにも及ぶ古木が見事な花を咲かせます。今年は、冬が例年より寒く、今日もまだピークではありませんでした。地元の人に聞くと4月29日の昭和天皇の誕生日頃が例年なら見頃だそうです。今日も平日にもかかわらず多くの観光客でにぎわっており、観光バスも70台来ているそうです。また、公園に隣接する鶴生田川など5カ所では「世界一こいのぼりの里まつり」が開催されており、6340匹の鯉のぼりが飾られ、壮観な眺めです。これは、館林も通じる東武線のスカイツリーの高さ634mにちなんだもので例年より数を増やしているそうです。見所満載の館林市は明日からのGW後半も多くの人でにぎわいそうですね。

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巨木がいくつも連なり、その大きさに圧巻されますね。

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「勾当の内侍遺愛(ないしいあい)のツツジ」新田義貞が、妻(勾当内侍)(こうとうないし)のために植えていたツツジを移植したものだそうです。樹齢は700年ほどになりますね。

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鶴生田川に泳ぐ6340匹の鯉のぼり。菜の花ともコントラストも見所です。