5月に池田町へ行った時、不思議な形をした山が見えました。
家に帰って調べてみると「ままこ落し」という所だとわかりました。
民話「ままこ落とし」では後妻が先妻の子を突き落とした所と伝えられているようです。
長年の風雨にさらされて風化した堆積岩の崩落が進んでいて、以前には5本の赤松があったようなのですが今では1本しか見えません。
天気も良かったので、今日、主人の友人夫婦と一緒に行ってみました。
車のすれ違いもできないようなでこぼこした山道を登って行き、田ノ入峠で車を止めて急斜面を尾根まで登りました。
尾根に出ると向こう側は崖です。
尾根づたいに歩いて「ままこ落し」まで行こうと思ったら、行く手にクマンバチが飛んでいます。
しばらく様子を見ていたのですが、近くに巣があるのか一向にそこから離れません。
仕方なく「ままこ落し」は諦め、引き返しました。
車で登って来る時には気が付かなかったのですが、途中に下から「ままこ落し」を見れる場所がありました。
下から見るとこんな感じ。
木が茂っていて良くわかりません。
もう少し近くへ行って見たかったです。
ちょっとしたハイキングのつもりが、クマンバチのおかげでほとんど歩かずじまいでした。
また時季をずらして行って見ようと主人は言っています。
尾根歩きが出来たらよかったのに
それにしても「ままこ落し」とは恐ろしい名前ですね
ハイキングにはならなかったけど、新緑中を歩くのは涼しくて気持ち良かったです。
池田町には他にも変わった名前があります。「四人峠」と書いて「しびととうげ」なんて言う所も。