金不理财,财不理金
中国は、以前物価高です。住宅価格も下がりませんJ。
リーマンショックで2008年にデフレが発生しました。調整のため2009年にはマネーサプライを増や
し日本円で130兆円もの新規融資(うち不動産関連が40兆)が実施され超インフレになりました。
国際通貨基金(IMF)は今年4月11日発表で、中国は、バブルを形成しており、最終的にはじけるだろ
うと予測しました。多くの中国経済専門家は、中国経済は物価が上がりながら経済が停滞する「スタ
グフレーション」に向かっていると警告しています。中国市場の外資も同様の見解です。
もし政府が住宅価格を抑えず、価格が暴走したら、バブルは崩壊し、国有銀行に一番損失が出でて
中国経済は停滞・崩壊に至ります。不動産価格を強制的に下げると、不動産収入に依存し債務を抱
える地方政府の財政が苦しくなります。上がっても下がっても問題ですが、民衆はもう限界に達して
います。
温家宝総理はインフレ対策に「公開市場操作、預金準備率、政策金利、為替相場など、さまざまな価
格および量的ツールを効果的に用いる必要がある」との見解を示しました、政治指導に大いに期待し
今後に希望を持ちたいです。
環境による社会の不平等、道徳的な堕落、物価の高騰、生活上のストレス増大などの現状のもと、人
々の焦りや不安はどんどん募り、住宅価格が高すぎることだけで、多くの人々が自分は不幸だと感じ
初めています。
瀋陽の母のもとに親戚の不動産業者から新しいビルのテナントを買わないかとの話が来ていますどう思いますか。母は銀行の定期預金を解約しようかとも言っています。J
金融引き締めの影響で最近、不動産業は新規案件が減っていると言われていますのでセールスに必死なのではないでしょうか。テナントもマンションも中国は今バブルではないかと思います。先の見通しは誰にもわかりません。
確かにインフレで銀行預金は急速に目減りしているので、預金の目減りの防御策にはなるかもしれません。しかし、売ろうと思ったときにバブルがはじけたら、それは大損です。かつての日本がそうでした。また、日本では年寄りの資産を目当てに、リスクの大きい投資をさせる悪質な例がたくさんありました。年老いた親の判断は誤ることが多いです。若いあなたが本来、傍にいて代わって判断してあげるべきですよ。投資のリスクは大きいです。
日本もそうでしたが、バブルは国民全体に不平等と腐敗をもたらします。君子喩於義、小人喩於利!
投資で儲けた利益もワイロも源泉は民衆の汗ですからP
「反腐敗要先打老虎後打狼!」朱鎔基の言葉が懐かしいです。