豊中市ブログ「マチカネくんのとよなか草子」マチカネくんと魅力文化創造課職員が、豊中のさまざまな魅力を紹介していきます!

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手塚治虫さんと豊中市

2012年06月28日 | マチカネくんがリポート!

こんにちワニ

今日から、広報とよなか7月号がみなさんのご自宅へ配られています広報とよなかには、いつもたくさんの方からハガキやメールで、記事への感想や職員への励ましをいただき、ありがとうございますワニ

さて、いつもぼくが登場する広報とよなかの「まちある記」のコーナーですが、今月は桜塚小学校地区だワニ

その中で、すこやかプラザ2階にある、手塚治虫さんのキャラクターを描いた銅版パネルを紹介していますそこで今日は、手塚さんと豊中市について、ご紹介するワニ~

手塚さんと豊中市・その1~手塚さんのキャラクターが描かれた銅版パネル~

この絵は、昭和63年(1988年)に手塚さんが第三中学校に講演にいらっしゃった際に、生徒たちのために即興で書いてくれたものです

講演が行われたのは、手塚さんが亡くなる約3か月前でした。全校生徒約1,350人を前に、手塚さんは、青年時代の戦争体験を語り、数々の作品を通じて伝えてきた「命の大切さ」を子どもたちに伝えてくれました


ご存知の方も多いと思いますが、豊中市は、手塚さんが5歳までの幼少期を過ごしたふるさとの地なんだワニ

手塚さんは、第三中学校のほかにも、何度も豊中を訪れ、子どもたちを励まし、勇気づけてくれました

「命の大切さ」や「夢と希望」―この銅版パネルには、今もなお、その作品を通じて手塚さんが伝え続けるメッセージが込められているんだワニ

手塚さんと豊中市・その2~手塚さんと子どもたちの合作~

青少年の家わっぱる(能勢町)にも、手塚さん直筆の絵が飾られています(わっぱるのHPはこちらからどうぞhttp://www.toyonaka-camp.com/wapparu/index.htm)

昭和54年(1979年)に手塚治虫さんを招いてまんが教室を開催した際に、手塚さんと参加した子どもたちが合作したものなんです

そして、こちらはわっぱるにある記念ケルンだワニ

手塚さんと豊中市・その3~手塚作品「スリル博士」の中に出てくる豊中市~

手塚さんの作品の中には、市内の場所が描かれているものがあるんだワニ

その場所は、阪急豊中駅にほど近いカトリック豊中教会

洋瓦に和風の白壁が映え、異国情緒香るクラシカルな姿は、チェコ人の設計者スワガーによる昭和14年(1939年)の建築です十字架を戴く尖塔やファサード・三角屋根など、この聖堂とよく似た風貌の教会が手塚さんの作品「スリル博士」に登場するんだワニ

また、この教会が描かれたすぐ傍のコマに、「豊中市」と記された道路標識板が出てきます傍に描かれているのは、市内を南北に走る国道176号??かワニ??気になる人は、図書館でもかりられるので、ぜひみて下さい

ん?何か急に物知りになったね~と聞こえるワニもしかして、日々の勉強の成果がちょっぴり出てきたのかも…いやいや調子に乗らず、これからも地道に文章力を磨いて、みなさんに素敵な記事をお届けできるように頑張るワニ

さて、最後に耳寄りなお知らせだワニ~

現在、千里図書館では、「手塚治虫巡回展示」が行われています

約200冊を展示・貸出していて、来年3月までに、高川、野畑、庄内の各図書館を巡回する予定です(図書館のHPはこちらからどうぞhttp://www.lib.toyonaka.osaka.jp/)

この機会にぜひ、もう一度、手塚作品を手に取ってみてください