都市活力創造室長の長坂です。
今日は”高校アメリカンフットボール発祥の地、豊中”ならではの話題をご紹介します。
この10月14日に行われた第43回全国高校アメリカンフットボール選手権大阪府予選で、箕面自由学園高校アメリカンフットボール部ゴールデンベアーズが20対7で関西大倉高校を下し、2年連続6度目の優勝を果たしました。
選手をはじめ、関係者のみなさん、おめでとうございます。
同部は、10月27日に開幕する第43回全国高等学校アメリカンフットボール選手権大会に、準優勝の関西大倉高校、第3位の関西大学第一高校とともに出場し、平成3年(1991年)以来のクリスマスボウル制覇をめざします。
昨年度は同大会の準々決勝で関西学院高等部に惜敗。経験者が多く残る今年こそと、期待も高まります。
府予選では、清教学園高、豊中高との予選リーグを危なげなく勝ち抜き、トーナメントとなる決勝リーグでも、初戦の芦間高を圧倒。準決勝では昨年度クリスマスボウルを制した大阪産業大学付属高校に24対7と競り勝ち、いっきに大阪府の頂点へと駆け上がりました。
大阪府予選の様子です。
予選リーグの清教学園高校戦。一つひとつのプレーに気迫がみなぎります。
「今年のチームは、オフェンスはパスとラン、どちらからも得点できるのが強み。ディフェンスも集まりがよく、ロングゲインを許さない。昨年からの経験者も多く、攻守にバランスがとれたチームです。」と顧問でコーチの歳内先生。
監督の富田先生は、「出場するチームはどこも強豪ぞろいで、息の抜けない試合ばかりだが、一戦一戦全力で戦います」と決意をのべておられます。
選手たちは、選手権大会に向け、早くも練習再開。
自分たちで練習の意図ややり方を確認。基本練習を繰り返します。
キャプテンのLB大江健士郎さんは、選手権大会への思いを次のように語ってくれました。
「今年の春は、府予選の準々決勝で破れ、とてもくやしい思いをしました。自分たち3年生がバラバラで、思いを共有できていなかったのでないかと痛感しました。自分はキャプテンとして、この選手権大会に向けて、部員の気持ちをひとつにすることに心を砕きました。あくまで自分たちは挑戦者。大阪府予選優勝におごらず、部員全員が一つひとつのプレーに集中し、最後まで勝ち上がりたい。」
大江キャプテンをはじめ、選手のみなさんの頑張りが実を結ぶことを願って。頑張れ、箕面自由学園高等学校アメリカンフットボール部ゴールデンベアーズ!
同高の初戦は、11月4日(日)午前10時から。啓明学院高(兵庫県)と関西大学第一高(大阪府)の勝者と、万博公園(吹田市)にある「EXPO FLASH FIELD」で対戦します。
※クリスマスボウルは、全国高等学校アメリカンフットボール選手権大会の決勝戦の名称です。決勝までは関西地区と関東地区のそれぞれで、予選を勝ち抜いた8校がトーナメント戦を行い、クリスマスボウルで東西の代表チームが激突します。今年は12月23日(日)に、王子スタジアム(神戸市)で予定されています。