昨日、女子に続いて男子のオリンピックやり直し予選が行われた。
残念ながら日本は男女共に韓国に敗れ、
今回の予選でのオリンピック出場は叶わなかった。
が、もう一度予選があるそうだ。
是非そこで頑張って貰いたいものだ。
しかし敗れはしたが、万々歳である。
巷で言われているように、一挙にブームになる予感がする。
(バレーボールと同じぐらいの注目度はあっても不思議ではない)
第一、マスコミの取り上げ方からして今までとは雲泥の違いだ!
男女どちらかでも勝ってオリンピックへの切符を手にしていたら
一気にブレークしていたかもしれない。
が、小生は別の意味で喝采を送りたい!
そもそも今回の再試合の発端は、アジア予選での余りにも偏った審判に
日本が断固抗議し、ハンドボール国際連盟に提訴したことに始まる。
アジア連盟からの執拗な嫌がらせや、脅しにも屈せず、
日本は韓国と連携して再試合の開催を主張し続けた。
まだ国際連盟の裁定が出ていない時に、某国会議員がある番組で
「あまり激しくやると政治問題にも発展しかねない…」と懸念し、
暗に程々で矛先を収めたらどうか、というような事を仄めかしていたが、
弱腰にも程がある。
笑止千万だ!
今回のように世界に向かってはっきりと言うべき事は言い、
断固とした姿勢を貫くことは大変良いことだと思う。
とかく日本はあまりはっきりとした主張をしない国、
稀にはっきりした主張をしても反論されるとスゴスゴと引き下げる
あるいは差し障りのない内容に挿げ替える等、
くみし易い国と見られていた感が強い。
ところが今回はどうだ!
振り上げたこぶしを最後まで下ろさず、ついに主張を認めさせたではないか!
久々の快挙!快哉かな!である。
正しい主張であれば、世界も認めるし悪しき反動は無い。
現に新たにアジア連盟結成の動きが出てきており、
旧来の偏った組織に亀裂が生まれようとしている。
一概には言えないが、またスポーツという一ジャンルの話ではあるが、
長く続いた組織や、権力の偏った組織が瓦解し、改革に目覚めていくのは
あらゆる分野に共通したものだと思う。
小生が快哉!を唱えるのはこの点である。
日本は世界に向かって主張を明確にし、
もっともっと大胆に発信すべし、と言いたい。
それが、大国として世界で確たるポジションを得る最良の道であると思うが
如何に
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