近来に無い大雪

こんな大雪はお目に掛かったことがない。

例年降ってもそこそこ。
40ｃｍも積もるとは驚きだ！

知人の一人に二人目の孫（女子）が生まれた。
あの吹雪の中を1時間ほど掛けて産院まで歩いたそうな。
忘れない一日となったことだろう。

そう言えばもう一人同じような人がいる。
2年前丁度東日本大震災の日に生まれた次男がいるそうだ。
車が大渋滞に巻き込まれ、産院についたときは既に深夜で
とっくに生まれた後だったとか。
こちらも忘れられない記憶となったであろう。

話は戻るが、大雪の翌日が日曜日だったのが幸いし、
雪かきの人手も結構多かった。

昨年のことを思えば雲泥の差だ。
昨年は雪かきの人手も数える程度で、小生など運動不足解消とばかり、
3日間も雪かきをしたほど閑散としていた。

3日目は資源ごみ回収のため、回収車の入路を確保するためだが、
さすがに3日目は疲れた。

それに引き換え今年は人手も多く割合スムーズに雪かきが進んだ。
だが如何せん、雪の深さが違う。
高齢化であまり無理をする人が少なく、歩く道を確保するのがやっとの有様。

本日ごみ回収業者から車が入れるなら回収するとの連絡あり。
止む無く雪かきをすることにした。
だが半端ではない。
おまけにみんな疲れて人手が確保できない惨たる状況にある。

残念だが、雪かきはあきらめざるを得ない。
そこで清掃のおじさんと二人で車止めにゴミを集結することにした。
7棟の階段下のゴミをリヤカーで運ぶこと2時間、
集結し終わったころ、時計の針は既に12時前を指していた。

午後会合で集会所に出かける途中、丁度回収業者と出合った。
日頃あまり愛想のよくない兄さんだが、
今日はやたらにぺこぺこする。
何度も何度もお辞儀をして”いやあ、助かります、ありがとうございます”
と宣う。

たいしたことでは無いが気分がいいもんだ。
身体の疲れも心地よい。

今日はきっと酒も旨いだろう。