八 「ご隠居、そのなんだ、
お上から給金がいただけるらしいじゃねえですかい?」
ご隠居 「そうだな、定額給付金といってな、 ひとり12,000円らしいぞ」
八 「へ! そりゃあ ありがてえ!
なにしろここんとこ 稼ぎが少ねえもんで酒もろくに飲めやしねえ」
ご隠居 「ほほ その割りにゃあ よく飲むねえ!」
八 「ま!何にしたってありがてえ、
お上もたまにゃあ粋なことやるじゃねえか!」
ご隠居 「おいおい!そんな暢気なこと言ってちゃいけねえよ。
気を付けねえ、3年後にゃうんと年貢をとられるんじゃよ」
八 「まあまあご隠居、そんな先のこと心配したって始まらねえ。
ごちゃごちゃ言ってねえで飲みねえ、飲みねえ、
前祝だ!」
「おーい!咲ちゃん、酒だ!酒だ!」
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【翌日】
八 「おい! かかあ! 今日は頭が痛くってかなわねえ。休みにするぜ」
女房 「しょうがないねえ。飲んだくれて仕事も休んだんじゃ
お飯の食い上げだよ。。。」
「給付金だかなんだかしんねえけど、お上も碌な事をしないよ。
おかげでわたしらとんだ迷惑だよ!」
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かくしてお江戸の町は今日も暮れてゆくのであった。。。
お上から給金がいただけるらしいじゃねえですかい?」
ご隠居 「そうだな、定額給付金といってな、 ひとり12,000円らしいぞ」
八 「へ! そりゃあ ありがてえ!
なにしろここんとこ 稼ぎが少ねえもんで酒もろくに飲めやしねえ」
ご隠居 「ほほ その割りにゃあ よく飲むねえ!」
八 「ま!何にしたってありがてえ、
お上もたまにゃあ粋なことやるじゃねえか!」
ご隠居 「おいおい!そんな暢気なこと言ってちゃいけねえよ。
気を付けねえ、3年後にゃうんと年貢をとられるんじゃよ」
八 「まあまあご隠居、そんな先のこと心配したって始まらねえ。
ごちゃごちゃ言ってねえで飲みねえ、飲みねえ、
前祝だ!」
「おーい!咲ちゃん、酒だ!酒だ!」
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【翌日】
八 「おい! かかあ! 今日は頭が痛くってかなわねえ。休みにするぜ」
女房 「しょうがないねえ。飲んだくれて仕事も休んだんじゃ
お飯の食い上げだよ。。。」
「給付金だかなんだかしんねえけど、お上も碌な事をしないよ。
おかげでわたしらとんだ迷惑だよ!」
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かくしてお江戸の町は今日も暮れてゆくのであった。。。
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