自由人?

自分なりの自由な生き方を模索できているだろうか?

お江戸酒屋談義

2008年11月11日 | Weblog
八   「ご隠居、そのなんだ、
     お上から給金がいただけるらしいじゃねえですかい?」
ご隠居 「そうだな、定額給付金といってな、 ひとり12,000円らしいぞ」
八   「へ! そりゃあ ありがてえ!
     なにしろここんとこ 稼ぎが少ねえもんで酒もろくに飲めやしねえ」
ご隠居 「ほほ その割りにゃあ よく飲むねえ!」
八   「ま!何にしたってありがてえ、
     お上もたまにゃあ粋なことやるじゃねえか!」
ご隠居 「おいおい!そんな暢気なこと言ってちゃいけねえよ。
     気を付けねえ、3年後にゃうんと年貢をとられるんじゃよ」
八   「まあまあご隠居、そんな先のこと心配したって始まらねえ。
     ごちゃごちゃ言ってねえで飲みねえ、飲みねえ、
     前祝だ!」
    「おーい!咲ちゃん、酒だ!酒だ!」

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    【翌日】
八   「おい! かかあ! 今日は頭が痛くってかなわねえ。休みにするぜ」
女房  「しょうがないねえ。飲んだくれて仕事も休んだんじゃ
     お飯の食い上げだよ。。。」
    「給付金だかなんだかしんねえけど、お上も碌な事をしないよ。
     おかげでわたしらとんだ迷惑だよ!」
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かくしてお江戸の町は今日も暮れてゆくのであった。。。




     
     


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