今年の暮れは★★★狂想曲？

いやはや、毎年のことながら暮れが近づくと何かと気忙しい。
結構時間にゆとりのある小生でも然りだから驚きだ。

それにしても★★★騒ぎは何だ？
ミシュランだか店ランだか知らないが、国中揚げての騒ぎとは恐れ入った。

夕刊紙等で何人かが加熱振りを牽制したり、揶揄したり、かなり手厳しく
批判したりはしているが、世の中どこ吹く風の趣らしい。

既に来年の予約も一杯の店もあるとか、応対でパニックだとか。

それにしても、いつもながらの日本人（小生も同類ではあるが…）の
お祭り騒ぎには、ほとほと呆れるばかりだ。

確かに美味しいのかも知れない。
しかし判断の基準も判らなければ、味覚の個人差も当然あるはずだ。
俵孝太郎じゃないが、美味しいものはいろんなところにあるし、
自分が美味しいと感じたもの、お店があればそれで十分ではないか？

小生もグルメではないし、ましてや★★★店など行く気も起きない。
第一順番待ちや予約が煩わしくてかなわぬ。
しかし料理の美味しさは少しは判っているつもりだ。

ま、それぞれの考え方があり、どう行動しようが勝手ではあるが、
今の大騒ぎをみていると、何だか情けなくなってくる。

もっと熱をいれることがたくさんあるではないか、と
叫びたくもなってくる。
いつまで続くのか、小生にはまったく関心はないが、
なるべくはやく収まって欲しいものだ。

暮れには静かに落ち着いたところで、ゆっくりと食事を楽しみたいものだ。
ベートーベンフアンも★★★狂想曲の大演奏に
心を痛めているんじゃなかろうか？　と思う。

それとも★★★狂想曲を聴くことができぬ小生のやっかみだろうか？