禁煙区域拡大に一言

駅や飛行機は早くからだが、公共の建物、ビルや学校（小中学校、高校ではないぞ）など、
あらゆる場所での喫煙が制限されてきている。
千代田区の歩行禁煙（杉並区も一部で禁止だったか？と記憶しているが…）などは
行政が率先して条例化したいい例だろう。

実は小生もご他聞に漏れず、1日３０本は吸っていた。
子供が生まれた時に止めて既に久しいが、
お陰で喉の調子もすこぶる快適、頭もすっきりである。
（もっとも記憶力はどんどん落ちてるがね…トホホです）
ところが、不思議な事に周りの人が吸ってるタバコには敏感に反応し、
頭はずきずき、胸はキリキリとても我慢ができない身体になってしまった。

従って禁煙区域が広がるのは大歓迎なのじゃが、逆作用で最近歩きタバコが
増えたように思う。（気のせいか？）
喫煙者に対しても、堂々と喫煙できる場所を明示し、社会のルール、習慣として
日常生活の中になじむよう配慮もすべきではなかろうか？

先日千代田区で歩きタバコの2人連れに恐る恐る注意した。
その時は素直に「はい。すいません」（吸ってるじゃないか）と言って
急いでもみ消して逃げて（急いだだけか）いった。（ホ！）
小生気を良くして、数日後も歩きタバコの若者に声を掛けたところ、
睨みつけられて無視されてしまった。
（小生はそれ以上追求する勇気はないのだ）
今度注意すると食ってかかられそうで、情けないことに、
もはやあきらめの境地で見過ごす羽目に陥っている。

考えてみれば、駅から事務所までの間に喫煙できるところはないし、
会社でも喫煙は限られているんだろう。
（ある会社では地上に喫煙所があるが、冬でも吹き曝しの中でしか喫煙できないそうだ）
少々同情しないでもないが…。
千代田区も何のために条例を定めたのか　と言いたい。
もっと喫煙者にも優しい対応を図れ！
お陰で善良な市民が余計な心配や、迷惑を蒙っているではないか？

イチョウの葉や枯葉がじゅうたん道を作り、ちょっぴり感傷的な
趣を醸し出しているが、今まで以上に増えたタバコのポイ捨てが
気になっているのは小生だけだろうか？