師走だな

今年もはや10日余りとなってしまった。
ついこの間新年を迎えたばかりという気がするが…。
月日の経つのがこんなに速いとは、
今更ながらに驚きを覚える。
年令のせいか、時代なのか、は良く判らんが…。

師走とは先生も忙しく走り回るから…と言われているが、
最近ではどうだろう。
昔は師＝学校の先生　だったが、今や先生は至る所にいる。
医者はもちろんのこと、弁護士、会計士、コンサルタント、
調理師、理髪師、調教師、手品師、占い師等々、おっと
議員さんもそうだった。
学校の先生方はいじめや未履修問題で、医者は医療ミスや不法手術で
何かと苦慮し慌しい年であったことか。
国会議員に至っては、スキャンダルや金銭授受疑惑、
自民党では造反組の復帰問題等々（地方自治体の首長の談合問題は
象徴的な出来事だったか…）
次から次とよくまあ出てくるもんだ。
もっとまともな事で走り回ってもらいたいね、と言いたい。

市井の人々は本当1年中一生懸命に走り回っておりますよ。
もっとも小生は余り走ってるとは言い難いが…（反省）

ともかく社会システムの仕組みの中で先生と言われる人々には
もっともっと先生らしく先頭を走り、生徒（我々）のお手本となる
行動をとってほしい。

バブルの頃にはゴルフ場ではお客は皆「社長」、
飲み屋に行けば「社長さん」が当たり前。
極論で言うと1億総…（俗に浮かれポンチとも言う）だった。
今はどこへ行っても「先生」ばかりなのに
何故か1億総無責任国家かも？

皆が少しばかりの良識をもって行動すればそんなに
悪くはならないと思うが、甘いかな？
来年は小生も少しまじめに走るとしよう。