一碧星究

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木星と高月齢の月

2023-05-18 19:07:24 | 木星

2023-5-18
18日4時。木星と位置が逆転し更に細くなった月。昨日と似たような天気で水星は見えず。
4時半頃木星・4時40分頃月が薄明に消えて見えなくなった(横浜日出4時35分)。

2023-5-17
17日未明、一見すると快晴、3時40分頃まず月齢26.9の月が見える。
そのうち木星も昇ってくると思うが、なかなか見えない。
4時頃、地平線から相応に昇った位置なのだが、ようやく肉眼でかすかに見える。水星は双眼鏡でも見えない。
地平線付近の朝焼けが薄赤紫。日が昇った後の空も白っぽい。
そう言えば夕方の金星の見え始めも遅かった。初めは日没が遅くなったからだと思い込んでいたが、一見快晴でも大気の透明度が低いらしい。
隣に1.5等の火星が並び、ほぼ同じ明るさの星3つで三つ子座様の双子座も暗かった。

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木星の衛星ガニメデによるイオ部分食

2021-11-16 22:18:40 | 木星

6年に一度の今期の木星衛星相互食のうち、短時間での離合や大きな光度の変化が見られるものは多分最後。
全般的に曇天。月齢11.2の月にはかすかな暈。

 倒立像概略位置 2:エウロパ 〇:木星 1:イオ 3:ガニメデ 4:カリスト
 (エウロパの倒立視野の左やや下に恒星有)

 2    〇 13       4

今回の経過(使用機材:SKYDREAM GX5000 D115mm)。
・18時40分 多少薄雲。ガニメデの倒立視野左上にイオがくっついた感じに見える(左上に見えるのは気のせいか?)。
・19時00分 ほぼ一つの星に見える。
・19時05分 雲が厚くなり見え具合が悪くなる。
・19時15分 完全に雲がかかる。
・19時27分 部分食開始予報時刻。
・19時36分 食最大予報時刻。
・19時44分 部分食終了予報時刻。
・20時20分 僅かな雲間、慌ただしく見た感じではまだ一つの星に見える。再び曇天で終了。

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木星衛星現象

2021-08-09 11:24:08 | 木星

6月12日以来自分として2回目。
天気予報では台風一過とはならないと言っていたが(確かに朝に雨)、
午前2時半に晴れていたので木星を見ると、当機材(SKYDREAM GX5000 D115mm)ではエウロパとガニメデは既にくっついて見える状態。
予報時刻3時5分~3時57分と約1時間で、視覚上離れて見えるタイミングを含めると予想以上の長丁場な現象。

 倒立像概略位置 3:ガニメデ 2:エウロパ 〇:木星 1:イオ 4:カリスト
 (カリストの倒立視野の下方に恒星有)

 32 〇 1      4

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木星の衛星ガニメデの影によるイオ部分食

2021-06-12 19:52:30 | 木星

2020年12月の大接近以来、半年ぶりの木星と土星。
雲が多かったが、現象時間帯の木星付近に雲はなく木星衛星相互食を終わりまで見ることができた。

 倒立像概略位置 4:カリスト 〇:木星 1:イオ 3:ガニメデ 2:エウロパ
 (エウロパの倒立視野の右下に恒星有)

 4           〇   1 32

経過は大体こんな感じ(使用機材:SKYDREAM GX5000 D115mm)。
・2時48分 部分食開始予報時刻。以降だんだん暗くなるのが見える。
・2時58分 ほぼ見えなくなる。
・3時01分 食最大予報時刻・予報減光量4.1等。
・3時05分 再び見え始める
・3時14分 部分食終了予報時刻。元に戻る。

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2020年12月木星土星大接近

2021-01-19 19:59:35 | 木星

2021-1-19
非常に遅くなったが報告。年末に木星と土星は46倍視野の外となった。
12月31日:木星と土星は46倍視野の完全に外に出た。
12月30日:木星と土星が46倍の視野ギリギリ。同一視野に入るのはこの日が最後。
12月29日:薄雲で木星のみ見える。
今回ネットでガリレオ衛星の位置を確認して、カリストが他3衛星に比べやや暗いのを実視で確認(イオやエウロパは小さめでも硫黄や氷に覆われ明るいのに対しカリストは大きいが色が濃い)。

2020-12-23
今日は倍率184倍と153倍の視野に、木星と土星がぎりぎりながらまだ入っている。が、流石に見づらいので、3倍バローレンズを使って46×3=138倍で観望。
3倍バローはめったに使うことはなく、これを使って惑星をじっくり見るのは初めて。
しばらくすると薄雲が出て、木星と土星のみぼんやり見え衛星は見えなくなり終了。
肉眼では、視野上右下の土星がほぼはっきり見えるようになった。

2020-12-22
倍率184倍の視野に木星と土星。木星が土星を追い抜き、今まで地球自転により視野上の木星を土星が追っていたのが今日から逆。
両星は地平線とほぼ平行に並び、今日から建物に木星が沈む時に土星を見る方法は使えなくなった。肉眼では、視野上右の土星がかすかに見える。

2020-12-21
21日も気持ちの良い快晴。今日も倍率184倍の視野に最も接近した木星と土星。
木星のガリレオ衛星は両側に二つずつ、「映画化」の語呂合わせの順に並ぶ。
肉眼では、位置が視野上の右斜め上に変わった土星が昨日以上にくっついて殆ど見えず、今日も建物に木星が沈む時にだけ土星が見える状況。

2020-12-20
19日は再び曇ったが、
20日快晴。今日は倍率184倍の視野に木星と土星、この狭い視野に二つの惑星を同時に見られるまでに接近。
木星の土星側に全てのガリレオ衛星とその先にほぼ同じ明るさの恒星があり衛星が五つのような錯覚、土星の木星側にもタイタンと思われる星があるが今日は一直線から外れる。
肉眼では土星がくっついて見にくく、建物にまず木星が沈む時にだけ土星がはっきり見える状況。

2020-12-18
12月17日の月と木星土星接近は曇天で見られなかったが、
18日にバッチリ見えた。
倍率46倍の視野に木星と土星、同一視野に二つの惑星を同時に見るのは初めて。
月の視直径と比較して見た感じで間隔8割位。
木星の土星側の離れたところにガリレオ衛星一つ(ネット検索でカリストと確認)、土星の木星側にもタイタンと思われる星がありこれらが一直線に近い感じで並ぶ。
建物上部に、木星の上に土星が並ぶというよりくっつく感じで沈んでいくのが奇麗だった。
この大接近は木星公転周期11.9年・土星29.5年から単純計算で約60年毎になるが、今回ほどの接近は397年ぶりとのこと。

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