一碧星究

安価な10cm反射望遠鏡のみで天文活動する人のサイト。

金星内合4日前

2023-08-11 19:28:22 | 金星

2023-8-11
内合前日、快晴だが太陽が建物に隠れる前で、空が眩しく流石に無理。
太陽が沈む前だったので、久々に太陽を紙に投影して簡易観望(ハイゲンレンズ使用)黒点群を大まかに3つ確認。

2023-8-9
内合3日前の今日は曇天。
今回(2023年8月)と前回(2022年1月)の金星内合まとめ
- 2022年1月・太陽の北側で金星が遅く沈む・太陽との間隔は比較的狭い
- 2023年8月・太陽の南側で金星が早く沈む・太陽との間隔は比較的広い
肉眼で見るときは、太陽との間隔は狭くても金星が遅く沈む(太陽に先に沈んでもらう)方が良いが、
望遠鏡で見るときは、金星が早く沈んでも太陽との間隔が広い方が良さげな感じ。
当地西側にある建物の状況などを勘案すると、前回と今回はどちらも当地的に条件が良かった。

2023-8-8
薄雲が多かったが今日も望遠鏡で見られた。
(タイトルを金星内合4日前に改題)
今回の金星は太陽の南側にあり早く沈むため、2022年1月内合時よりも見にくいが、太陽の沈む位置に多少高めの建物がある好条件もあり、内合4日前まで見ることができた。

2023-8-7
前回7月30日に見て以降、夕方曇天雨天、8月5日・6日両日は雲に隙間があったものの見えず、半ば諦めていたが、
8月7日、前に見た時の建物位置関係をもとに、望遠鏡でのみだが8日ぶりに見ることができた。19時頃から雨、ギリギリの天気タイミングだった。
2022年1月の内合は寒かった分太平洋側の乾燥した冬晴れに恵まれた。今回の西の空の開けた場所移動は、雲が多いことや、暑さや蚊の問題もあるので取りやめ。

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金星火星レグルス接近

2023-07-20 20:21:17 | 金星

最近の金星・火星・レグルス接近観望についてまとめ書き。

[6月28日・7月6日] 金星・火星接近
梅雨時で毎日曇天のため、金星火星最接近日の3日前と5日後の観望。
金星(-4.7等)を目印に火星(1.7等)が見られた。
金星は内合が近づき三日月型。

[7月11日] 火星・レグルス接近
毎日曇か雨の中、最接近の日に晴天。
この日も金星を目印に3天体観望。視野上の金星上方に、火星とレグルス(1.4等)が並ぶのがかすかに見える。
金星の目印によって、西空低位置のレグルスや、合の時期が近い火星を初めて見られたが、合間近火星を肉眼で見るのはこれが最後になった。

[7月16日・17日] 金星・レグルス接近
今回も上手い具合に最接近の日に2日連続晴天。
金星・レグルス・火星が、一直線ではないがほぼ等間隔で並ぶのが双眼鏡で見られた。
金星は内惑星のため、火星やレグルスを追い抜くのではなくUターン。

[気象ネタ]
2023年7月17日 水銀式体温計による気温記録35.5℃。
前回は、
2022年8月3日 同35.4℃(ブログ未更新)。
2020年8月15日 同35.3℃(ブログ更新有)。

【7月18日追記】
快晴は3日続かず、薄雲の中に金星が見えるのみ。
水銀体温計は35.0℃。

【7月20日追記】
地平線付近に雲はあるが快晴。月齢2.4の月と金星が並ぶ。火星は双眼鏡でもかすかに見えるかどうかな感じ。レグルスは双眼鏡でも見えず。

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金星プレセペ接近

2023-06-17 18:24:55 | 金星

ここ暫く曇天雨天のため、最接近の13~14日には見られなかったが、
6月16日20時頃久々に雲が切れ、やや離れたものの接近が見られた。金星(-4.5等)は今回も概ねまだ半月状。
火星(1.7等)は2等近くで高度も低いが、金星を目印に簡単に見つけられる。ここまで合間近の火星を見るのは初めて、と言っても火星の合はまだ5ヵ月も先(11月18日)。

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金星昴接近

2023-04-11 21:40:43 | 金星

金星木星接近以来、約1ヵ月ぶりにほぼ同方角同時間帯の空を再び見る。
2020年の時に比べ離れてはいるものの、晴れた9・10日と最接近11日に接近の様子が見られた。
別な言い方では金星が昴とヒアデス&アルデバランの間を通過、昴やヒアデスを久々に観望。
10日と11日は20時過ぎに雲、いわゆる「雲が空気を読んでくれた」。

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金星木星最接近見られず

2023-03-22 19:37:16 | 金星

2023-3-22
金星木星が3月3日から日々離れていくのを見て、最後に見たのは3月16日。
以降夕方が毎日曇りか雨で、今日3月22日は週間予報で雨だったが夕方晴れ間。
しかし薄明から木星が出現したのは18時25分頃に建物屋根すれすれ、その後間もなく沈んだ。
このあとの流れ
4月12日木星合
6月4日金星東方最大離角
7月22日金星内合3週間前

2023-3-3
金星と木星が見えたのは2月23・26・27・28日。金星が速い公転速度で動く様子が、木星と位置比較できるおかげで日々見えていたが、最接近の3月2日は曇天で見られず。
それでも今日は位置逆転した両星が、望遠鏡倍率46倍で同一視野とはいかないもののそこそこの接近をしているのが見られた。
木星衛星の普段明るいイオとエウロパが暗く、逆にカリストが明るい。イオとエウロパが地平線に近いため地球大気の影響か?

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