4時 目覚まし時計で起床 半影食の段階、嵐の大洋付近が僅かに暗く見えるような感じがする。
(獅子座付近には10月24日西方最大離角直後の金星)
4時15分 雲に隠れる。4時35分本影食開始は見られず。
4時40分~4時55分 この間のみ雲が切れて見られた。兎模様頭部が地平線側を向く月の視野上左側のティコ付近が欠けている。
5時00分に木星が雲から出たのでこちらを観望。ガリレオ衛星が2星ずつ木星の両側に見える。
この後は分厚い雲が空を覆って終了。5時14分の食最大は見られず。
午前4時、空全体の雲量が多い中、雲間から沈む直前の欠けた部分の全く分からない月が見えた。就寝前は一面の雲だったので半分諦めていたからというのもあるが。その時晴れていたのかは不明。今回の半影月食は本影に近いとは言え、かすかに見えるかどうかの現象ではあるが。
これを読んで頂いた方、こんな文章を読ませることになって申し訳ないです(苦笑)。
部分食直前の濃い半影食がかすかに見える時点から快晴。土星・木星・後で昇る火星も良く見える。
19時頃(皆既予報19時17分)肉眼で本影部分の赤銅色やおひつじ座二星など恒星が見え、
望遠鏡でようやく天王星や周囲の恒星が見え始める(使用機材:SKYDREAM GX5000 D115mm)。
皆既中の19時29分にまず恒星が雨の海付近で潜入、19時34分別の恒星がティコクレーター付近で出現した後、
いよいよ天王星の潜入。
天王星潜入東京の予報20時41分・皆既終了予報20時42分とほぼ同じ。
20時36分に恒星出現(ティコ付近・19時29分潜入の恒星の可能性)を見た後、
184倍レンズの交換に手間取りピントが若干甘くなったものの、赤銅色の月縁でスーっと消えていくのが見えた。大体の時刻で20時40分50秒頃。
月の明るさが戻るのを見ながら待機、月の明るい部分を視野外に出しながら、今度は46倍レンズで本影月縁からの天王星出現が見えた。大体の時刻21時21分50秒頃。
部分食終了直前、地球の影の円弧の延長線をガイドとすることで、かすかな見え味になった天王星が見える。
そして部分食終わり、更にかすかにしか見えなくなった天王星を見て終了。
2012年5月21日 見えたのは薄雲中の金環食が約10秒のみ。
雲が薄くなった僅かな瞬間に観望に集中したため時刻は未確認。
やむを得ず青い下敷を使用しての観望。基本的に禁止とされる観望方法であるが、光が弱く他の方法では見られなかった。
一面の雲で、言われていたような青空がコーラ瓶の底のような色かどうかも確認できず。
部分食開始前から曇天・雨天のため金環食中の暗さ加減も体験できず。
辛うじて見ることができたものの、いまいちな天気でちょっと残念。9時02分の部分食終了時刻直後になってから晴れ間が広がっても…
(なお2012年6月6日の金星日面経過は全面的に雨天)
ボール紙と回転鏡で適当に作った自作太陽投影板も金環食中の出番なし。
用意した日食グラスは、以後も部分日食時の曇天が続いたため、2020年6月21日部分日食で初使用するまで出番なし。
当時の経過は大体こんな感じ。
2012年5月21日、未明から曇で午前3時に土砂降りの雨、6時19分の部分食開始時刻も曇で7時に再び雨。
7時30分 金環直前の一瞬の晴れ間。
7時37分 金環直後の一瞬の晴れ間。
8時15分 金環後の一瞬の晴れ間。
2021-11-20
昨日の金星といて座σ星ヌンキ接近続報、今日は快晴の中金星の視野上の右。恒星を背景にした金星の移動を見るのは去年の昴接近以来。
2021-11-19
雲が多かったものの半年前とは違い、食最大18時03分のクライマックス前後の10分ほどの間晴れ間が出る。肉眼でも赤銅色が見えた。
その後時々雲間から戻る様子を見て終了(月齢14.2)。
前回とは逆に、ティコクレーター付近の月縁が本影に入らず明るく、反対側の晴れの海付近が暗い。
もう一つ、金星といて座σ星ヌンキ(2.1等)接近も双眼鏡で見えた。うろ覚えになってしまったがヌンキは金星の視野上の左上。