12月8日18時 月齢6.9 少し雲が出ているのが気になるが概ね快晴。肉眼では月の明るさのため土星(1.0等)があるのかちょっと分かりにくい。
望遠鏡では土星が徐々に暗縁月縁に向かっているのが見える。月の欠際の付近で明縁に近いため、暗縁であっても月の輪郭が掴みやすく見やすい。
時計を見ようとしてうっかりウェイトシャフトにぶつかり第一接触の瞬間がうまく見られない失敗をやってしまった。が、土星本体と環が順次潜入するのが見られた。
出現場所付近に危難の海があり、これを目印にできるため高倍率で待機。月縁が揺らぐため少し見にくかったが、まず環の端から順次土星全体が出現するのが見られた。
土星が危難の海に並ぶようにしながら遠ざかるのを見て終了。
深夜には火星・木星・シリウスの三角形が見える。ベテルギウス・プロキオンの冬の三角より大きく明るい。衝の時期の(概ね0等より明るい)火星と木星が並ぶのを見るのは多分初めて。
普段の地平線付近は街明かりのため空がぼーっと光っているが、今日(8日)は快晴な上に乾燥しているためか、普段より暗く、わずかに白く光っている感じ。
2024-12-3
12月2日も快晴。昨日見られなかった、火星プレセペ星団接近の観望を試みる。
東の建物の上に出たばかりの火星に望遠鏡を向けると、
建物上端からの「プレセペ星団の出」が見られた。
夜半頃に道路面が濡れているのに気付く。乾燥した日が多い中久々の夜露。
2024-12-2
12月1日 快晴。更に環が細くなった土星を観望。
金・土・木が夜空に並ぶ。その後火星が昇り、金星が沈むため空に一度には並ばないが、惑星の中でも見やすい4惑星が見られた。
(衝の時期:土星9月,木星12月,火星1月・金星の東方最大離角1月,内合3週間前2月28日)
昴とオリオン星雲も見た後、
普段使わないアストロスキャン(口径105mm)でヒアデス星団を見る。
ヒアデスは見かけの面積が広く、また今回は空の高い位置にあるため、16倍の低倍率で見ることができて、機器全体の大きさが小型のアストロスキャンが向いている。V字端のεTau(3.5等)より北方向にある、κTau(4.2等)を含めて並ぶ4星なども見られた。
火星プレセペ接近は、火星が昇って間もなく雲が出たため見られず。
9月17日 満月に近い月齢14.0の月に望遠鏡を向けて久々に月を見た後、
9月9日に衝となった直後・月に最接近・そして環消失半年前の細い環の土星が見えた。
東の地平線近くには木星が見える。2020年の木星土星大接近から4年経過し、土星とはかなり離れた。
環の傾きが大きい頃の土星の明るさが約0等なのに対し、今回の時点では0.6等。
2025年3月の環消失は土星における秋分によって起こる(土星の秋分の時の位置はみずがめ座~うお座)。
一方で合の時期なので観望は困難。
今日9月18日東京で最も遅い猛暑日。暑い。
9月9日に衝となった直後・月に最接近・そして環消失半年前の細い環の土星が見えた。
東の地平線近くには木星が見える。2020年の木星土星大接近から4年経過し、土星とはかなり離れた。
環の傾きが大きい頃の土星の明るさが約0等なのに対し、今回の時点では0.6等。
2025年3月の環消失は土星における秋分によって起こる(土星の秋分の時の位置はみずがめ座~うお座)。
一方で合の時期なので観望は困難。
今日9月18日東京で最も遅い猛暑日。暑い。