一碧星究

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2020年12月木星土星大接近

2021-01-19 19:59:35 | 木星

2021-1-19
非常に遅くなったが報告。年末に木星と土星は46倍視野の外となった。
12月31日:木星と土星は46倍視野の完全に外に出た。
12月30日:木星と土星が46倍の視野ギリギリ。同一視野に入るのはこの日が最後。
12月29日:薄雲で木星のみ見える。
今回ネットでガリレオ衛星の位置を確認して、カリストが他3衛星に比べやや暗いのを実視で確認(イオやエウロパは小さめでも硫黄や氷に覆われ明るいのに対しカリストは大きいが色が濃い)。

2020-12-23
今日は倍率184倍と153倍の視野に、木星と土星がぎりぎりながらまだ入っている。が、流石に見づらいので、3倍バローレンズを使って46×3=138倍で観望。
3倍バローはめったに使うことはなく、これを使って惑星をじっくり見るのは初めて。
しばらくすると薄雲が出て、木星と土星のみぼんやり見え衛星は見えなくなり終了。
肉眼では、視野上右下の土星がほぼはっきり見えるようになった。

2020-12-22
倍率184倍の視野に木星と土星。木星が土星を追い抜き、今まで地球自転により視野上の木星を土星が追っていたのが今日から逆。
両星は地平線とほぼ平行に並び、今日から建物に木星が沈む時に土星を見る方法は使えなくなった。肉眼では、視野上右の土星がかすかに見える。

2020-12-21
21日も気持ちの良い快晴。今日も倍率184倍の視野に最も接近した木星と土星。
木星のガリレオ衛星は両側に二つずつ、「映画化」の語呂合わせの順に並ぶ。
肉眼では、位置が視野上の右斜め上に変わった土星が昨日以上にくっついて殆ど見えず、今日も建物に木星が沈む時にだけ土星が見える状況。

2020-12-20
19日は再び曇ったが、
20日快晴。今日は倍率184倍の視野に木星と土星、この狭い視野に二つの惑星を同時に見られるまでに接近。
木星の土星側に全てのガリレオ衛星とその先にほぼ同じ明るさの恒星があり衛星が五つのような錯覚、土星の木星側にもタイタンと思われる星があるが今日は一直線から外れる。
肉眼では土星がくっついて見にくく、建物にまず木星が沈む時にだけ土星がはっきり見える状況。

2020-12-18
12月17日の月と木星土星接近は曇天で見られなかったが、
18日にバッチリ見えた。
倍率46倍の視野に木星と土星、同一視野に二つの惑星を同時に見るのは初めて。
月の視直径と比較して見た感じで間隔8割位。
木星の土星側の離れたところにガリレオ衛星一つ(ネット検索でカリストと確認)、土星の木星側にもタイタンと思われる星がありこれらが一直線に近い感じで並ぶ。
建物上部に、木星の上に土星が並ぶというよりくっつく感じで沈んでいくのが奇麗だった。
この大接近は木星公転周期11.9年・土星29.5年から単純計算で約60年毎になるが、今回ほどの接近は397年ぶりとのこと。

コメント
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