一碧星究

安価な10cm反射望遠鏡のみで天文活動する人のサイト。

とりあえずかすかに見えた金環日食から10年

2022-05-21 18:19:37 | 日食月食

2012年5月21日 見えたのは薄雲中の金環食が約10秒のみ。
雲が薄くなった僅かな瞬間に観望に集中したため時刻は未確認。
やむを得ず青い下敷を使用しての観望。基本的に禁止とされる観望方法であるが、光が弱く他の方法では見られなかった。
一面の雲で、言われていたような青空がコーラ瓶の底のような色かどうかも確認できず。
部分食開始前から曇天・雨天のため金環食中の暗さ加減も体験できず。
辛うじて見ることができたものの、いまいちな天気でちょっと残念。9時02分の部分食終了時刻直後になってから晴れ間が広がっても…
(なお2012年6月6日の金星日面経過は全面的に雨天)
ボール紙と回転鏡で適当に作った自作太陽投影板も金環食中の出番なし。

用意した日食グラスは、以後も部分日食時の曇天が続いたため、2020年6月21日部分日食で初使用するまで出番なし。

当時の経過は大体こんな感じ。
2012年5月21日、未明から曇で午前3時に土砂降りの雨、6時19分の部分食開始時刻も曇で7時に再び雨。
7時30分 金環直前の一瞬の晴れ間。

7時37分 金環直後の一瞬の晴れ間。

8時15分 金環後の一瞬の晴れ間。

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金星木星大接近

2022-05-02 19:35:31 | 金星

2022-5-2
雨上がりの4時、曇天だが東の空に晴れ間。
4月30日同様のうっすら朝焼けの上方に位置の逆転した金星と木星。
この晴れ間が昨日でなかったのが残念だがきれいに見える。
(他に火星・土星・夏三角のベガが見える)
4時30分頃から東の空にもゆっくり南に向かう雲が広がり見えなくなる。4時40分頃再び就寝。

2022-5-1
金星と木星が00°14′と満月視直径の4割まで接近する日。
(2020年12月22日木星土星接近時は00°06′)
3時45分目覚ましセットで起床。今日の室内温度計14℃で風が収まりさほど寒くない。
だが曇天、昨日のきれいなうっすら朝焼けもなし。
しばらく待機すると、4時15分頃の2~3分間雲が薄くなり、薄雲越しで木星の見え味が悪いもののどうにか肉眼で見られた。
その後再び曇天。昨日木星が薄明に消えた4時40分頃再び就寝。

2022-4-30
29日未明は直前まで晴れていたものの4時に曇って見られず。
昨夜は強風と雷雨、晴れるのは日の出後だろうと思いつつ念のため4時に目覚ましをセットし起床すると、
快晴、東の山の直上のうっすらした朝焼けの上に、地平線と平行に近いが南側の金星がやや高い形で木星と並ぶのが見られた。
室内の温度計12℃。冷たい北東の風が吹くが、無論1月の内合直前金星の時のあの寒さよりまし。
(金星3月20日西方最大離角・木星3月6日合)
火星(2021年10月9日合)・土星(2月5日合)・夏の三角形・アークトゥルスも見えていたが間もなく薄明に消えた。
日の出10分前頃に木星も薄明に消える。横浜4時51分日の出。金星がかすかに見えるだけになった午前5時再び就寝。

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