一碧星究

安価な10cm反射望遠鏡のみで天文活動する人のサイト。

ほぼ皆既な部分月食

2021-11-20 17:51:56 | 日食月食

2021-11-20
昨日の金星といて座σ星ヌンキ接近続報、今日は快晴の中金星の視野上の右。恒星を背景にした金星の移動を見るのは去年の昴接近以来。

2021-11-19
雲が多かったものの半年前とは違い、食最大18時03分のクライマックス前後の10分ほどの間晴れ間が出る。肉眼でも赤銅色が見えた。
その後時々雲間から戻る様子を見て終了(月齢14.2)。
前回とは逆に、ティコクレーター付近の月縁が本影に入らず明るく、反対側の晴れの海付近が暗い。
もう一つ、金星といて座σ星ヌンキ(2.1等)接近も双眼鏡で見えた。うろ覚えになってしまったがヌンキは金星の視野上の左上。

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木星の衛星ガニメデによるイオ部分食

2021-11-16 22:18:40 | 木星

6年に一度の今期の木星衛星相互食のうち、短時間での離合や大きな光度の変化が見られるものは多分最後。
全般的に曇天。月齢11.2の月にはかすかな暈。

 倒立像概略位置 2:エウロパ 〇:木星 1:イオ 3:ガニメデ 4:カリスト
 (エウロパの倒立視野の左やや下に恒星有)

 2    〇 13       4

今回の経過(使用機材:SKYDREAM GX5000 D115mm)。
・18時40分 多少薄雲。ガニメデの倒立視野左上にイオがくっついた感じに見える(左上に見えるのは気のせいか?)。
・19時00分 ほぼ一つの星に見える。
・19時05分 雲が厚くなり見え具合が悪くなる。
・19時15分 完全に雲がかかる。
・19時27分 部分食開始予報時刻。
・19時36分 食最大予報時刻。
・19時44分 部分食終了予報時刻。
・20時20分 僅かな雲間、慌ただしく見た感じではまだ一つの星に見える。再び曇天で終了。

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昼間の金星食

2021-11-11 19:14:28 | 金星

2021-11-11
日中の金星が肉眼で見えるという話は聞いたことはあったが、
今回の経験を踏まえた日没前の青空の金星を肉眼で見る方法まとめ。
・東方最大離角の前後時期 (今回は10月30日(-4.4等))。
・月接近時に金星の位置確認。
・日没約40分前以内。
・西日が建物や山などで多少でも遮られる場所。

2021-11-8 16:10
15時57分、日没間近で空が多少暗くなったため月と並ぶ金星が双眼鏡で見える。
その後よく見ると肉眼でも金星が見えることに気付く。月がガイド星となったおかげで初めて日没前に金星が見られた。
今日の横浜の日入は16時40分。

2021-11-8 14:50
冬至の太陽の位置とほぼ同様に低いため観測場所の都合付かず、道路上で暫く目を凝らすと、青空の雲の近くに薄っすらとした月が見える。
明石市立天文科学館のネット中継で半月状金星の視野上の上半分が潜入中、手元の時計で13時46分40秒に完全潜入。その後出現も視聴。明石市立天文科学館の方々ありがとうございました。

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