本を読んだ印象とかけ離れた映画だったら、イヤだな~と思っていましたが、原作に近いハンナ、マイケル(ミヒャエル)像が
丁寧に再現されていた。
しかし、映画を見終わってもいくつかの”なぜ”が残る。
母親ほどの歳の差がある、マイケルと何故関係を持ったのだろう?・・・彼女は”たいした関係でない”と思い最初は一時的な関係にしたかったのだと思う。しかしマイケルは本物の恋に落ちてしまった!
これが彼の人生を狂わせる・・・彼女への愛を生涯ささげることになる。
そして教育を受けてこなかった彼女は、文字が書けない、読めない秘密が明るみになることをおそれ、無期懲役の境遇に落ちる。・・・当時のヨーロッパではけして珍しいことではなかったといわれる。
自由を剥奪されてまで死守する必要があるのだろうか?・・・
マイケルはハンナに面会して忠告する道を選ばなかった!・・・なぜ!?・・・
それが彼女の人格の尊厳を守ると言うことなのだろうか!?
とても理解できないよ~・・・
そして長い年月によって、埋められない愛の距離のなかに
ハンナは絶望を見たのかもしれない。
悲しい結末で終わります。
この作者の世代は親の世代における戦争時の罪を見つめることから余儀なくされているという。
そういう背景からも重い課題がたくさんある映画でした。
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観たい観たいこの映画・・・
なので、majyoさんの本文きちんと読んでません。観に行ったら感想を入れさせて頂きますね~
映画みたら是非感想をきかせてくださ~いな!
待ってま~す