今日月曜日は朝からシトシト雨!梅雨に入りましたね!
先週はよいお天気で2つの美術展に着物を着て楽しみました。
先週末、出した着物を片付けながら、いまさらながら・・・
母の仕事のことをいろいろ思い出しました。
母は4人姉妹の3女に生まれ祖母の方針で全員和裁を仕込まれたそうです。私の記憶では4人の姉妹の中で母が一番プロの和裁師として充実していたのではと思います。
父は印刷の職工として充分働いてくれましたが、母のお針の腕で私たち兄妹は充分な教育を受けさせてもらえたと思えます。
子供の頃は忙しい母の手伝いをよくしたものです。
小学生のころ、母は銀座料亭の仲居さんたちの着物を頼まれ夕方届けに行ってしまうので兄と2人でラーメンをすすって留守番をしたなんて記憶も、懐かしく思い出されます。
母のお得意さんに”あいこおばさん”と呼んでいた方がいます。銀座料亭の仲居さんだったのですが、浅草の鏡問屋の旦那の後妻さんになり着物道楽三昧という幸せな方でしたよ。
そのうち千住の3家の呉服屋さんの専属になり、花嫁修業の生徒さん達もいたりして、ますます多忙になりました。
子育て中、子供の喘息で悩んでいる時、母に助けを求めましたが忙しかったのでしょうか
”子育てで苦労するのは、あたりまえなのよ”
なんて冷たく突き放され・・・
いまの母娘のような、優しい関係には程遠いものでございましたよ!
そのお針に誇りを持っていた母も寄る歳には勝てず針を置いた時は辛かったようです。
その後は父と旅行三昧で老後を楽しんだようです。
結婚の時母がいろいろ持たせてくれた着物も自分で出すこともなく、入学式、正月など母がきて着せてくれる時意外は、どんな着物があることすら、良く判らない状態でした。
ここ2,3年、近所のお友達と着付けの会を持ち、箪笥の中をひっくり返し、ようやく自分の着物の状態を把握いたしました。
手入れが悪かったのでシミがでてしまったり・・・
母のアドバイスで染め直ししたりしておりました。
その母も亡くなり、1年後母の箪笥を全部開けました。
母も自分用に縫っていたようです。
その母の着物が合うような歳になりました。
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左は紺色の麻ですね。右はからし色の絽の着物です。
マジョに朱色の絽の着物もあるのですが袖丈が違います。
わたし用のは1尺5寸、母のは1尺3寸の袖丈なんですね。
それぞれ長襦袢に袖丈も違います。
そういえば・・・3枚の袖丈の長襦袢にそれぞれ合う着物が
書いてあったけど・・・失くしてしまったようだ!
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この母の絽の着物にはまだ仕付け糸がついたままだ。
母は一度も袖を通していなかったのだろか・・・?!
実家の桔梗の紋がついているので遊びには着れなかった。
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この深緑の着物も見たときはなんだか変な着物だと思っていたが着て見ると以外と粋に見えるから不思議だ!
これからは母の着物を着るのが楽しみになってきた。
母の技術を教えてもらっておけば・・・マジョもプロフェッショナルにと・・・思わないこともないけど・・・
”アンタみたいなあきぼじゃっかなやつは!だめよ!!!”
と宣告されていたっけなぁ~~~~・・・・
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先週はよいお天気で2つの美術展に着物を着て楽しみました。
先週末、出した着物を片付けながら、いまさらながら・・・
母の仕事のことをいろいろ思い出しました。
母は4人姉妹の3女に生まれ祖母の方針で全員和裁を仕込まれたそうです。私の記憶では4人の姉妹の中で母が一番プロの和裁師として充実していたのではと思います。
父は印刷の職工として充分働いてくれましたが、母のお針の腕で私たち兄妹は充分な教育を受けさせてもらえたと思えます。
子供の頃は忙しい母の手伝いをよくしたものです。
小学生のころ、母は銀座料亭の仲居さんたちの着物を頼まれ夕方届けに行ってしまうので兄と2人でラーメンをすすって留守番をしたなんて記憶も、懐かしく思い出されます。
母のお得意さんに”あいこおばさん”と呼んでいた方がいます。銀座料亭の仲居さんだったのですが、浅草の鏡問屋の旦那の後妻さんになり着物道楽三昧という幸せな方でしたよ。
そのうち千住の3家の呉服屋さんの専属になり、花嫁修業の生徒さん達もいたりして、ますます多忙になりました。
子育て中、子供の喘息で悩んでいる時、母に助けを求めましたが忙しかったのでしょうか
”子育てで苦労するのは、あたりまえなのよ”
なんて冷たく突き放され・・・
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いまの母娘のような、優しい関係には程遠いものでございましたよ!
そのお針に誇りを持っていた母も寄る歳には勝てず針を置いた時は辛かったようです。
その後は父と旅行三昧で老後を楽しんだようです。
結婚の時母がいろいろ持たせてくれた着物も自分で出すこともなく、入学式、正月など母がきて着せてくれる時意外は、どんな着物があることすら、良く判らない状態でした。
ここ2,3年、近所のお友達と着付けの会を持ち、箪笥の中をひっくり返し、ようやく自分の着物の状態を把握いたしました。
手入れが悪かったのでシミがでてしまったり・・・
母のアドバイスで染め直ししたりしておりました。
その母も亡くなり、1年後母の箪笥を全部開けました。
母も自分用に縫っていたようです。
その母の着物が合うような歳になりました。
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左は紺色の麻ですね。右はからし色の絽の着物です。
マジョに朱色の絽の着物もあるのですが袖丈が違います。
わたし用のは1尺5寸、母のは1尺3寸の袖丈なんですね。
それぞれ長襦袢に袖丈も違います。
そういえば・・・3枚の袖丈の長襦袢にそれぞれ合う着物が
書いてあったけど・・・失くしてしまったようだ!
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この母の絽の着物にはまだ仕付け糸がついたままだ。
母は一度も袖を通していなかったのだろか・・・?!
実家の桔梗の紋がついているので遊びには着れなかった。
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この深緑の着物も見たときはなんだか変な着物だと思っていたが着て見ると以外と粋に見えるから不思議だ!
これからは母の着物を着るのが楽しみになってきた。
母の技術を教えてもらっておけば・・・マジョもプロフェッショナルにと・・・思わないこともないけど・・・
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”アンタみたいなあきぼじゃっかなやつは!だめよ!!!”
と宣告されていたっけなぁ~~~~・・・・
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お手入れが大変そうですが・・・
私もカビをはやしてしまって泣く泣く処分した着物、帯、いくつかあります。
下から2番目の紋付の絽の着物はお茶会にいいですね~
私も今度、ご近所のお友達と着付けの練習を始めることにしました。
上手に着れるようになったら、着物着てのおでかけ、さそってね
お母様の着物を受け継いで、
美しくお洒落に着こなして下さいね。
私も義母に譲り受けた着物や帯があります。
majyoさんを見習って...私も頑張りま~す!!!
お茶のみで終わることもおおかったけど・・・
気張らず進歩がなくてもあせらずのノンビリペースでした。
先生には”こないだ言ったでしょう”なんて言われながらもノラリクラリ・・・
何回も着て見ないとコツがなかなかつかめませんでした。
今度は着物でコンサートなんて!
姉妹で行けるといいね!
確かに着物でお出かけは時間かかるし、後片付けも
めんどうだし。。。
これからは暑いしね!
でもいろいろチャンスを作って着ましょうよ!!!
着慣れると着物も体になじんでくるようですよ。
majyoママ(おばぁちゃま)の着物が着れる
のは、なんと幸せなことでしょう!!
いつもそばにいて見守ってくれる気が
するね(*^_^*)
きっと着物姿が映えることでしょうね!