マジョの叔父さん・榎本新吉の話をいたしましょう!
もう叔父さん、叔母さんと呼べる人もおおかた逝ってしまい、貴重な存在となりました。
マジョも最近逢っていないので心配しておりましたが、ある方のブログにちゃんと健在ぶりが載っていて安心いたしました。
この叔父はかなり有名な人でテレビにもたびたび登場いたします。最近記憶しているところでは”地井さんの散歩”番組にも登場しました。
巣鴨界隈の散歩番組には小石川千石の”泥団子”を作るおじいさんとして紹介されています。
http://tomizawakenzai.com/weblog/2010/01/post_228.html
母の父(マジョには祖父)は練馬の”おきぐちのお大尽”だったそうでございます。が祖父がお女中さんと恋仲になり、その父の逆鱗にふれ勘当されたそうでございます。
仕方なく祖父は家財道具を荷車に乗せ、小石川千石に流れ着いたそうです。そこで2男4女をもうけて左官屋で生計を立てたそうでございます。母はその3女で新吉叔父さんは末っ子でした。
母は生前”おじいちゃんがおばあちゃんと恋仲にならなかった
ら私はお大尽の子だったかもしれない”などといっておりまし
た。
”だったら生まれていなかったでしょう”と言って、よくわらったものです。
その新吉叔父さんも祖父の後を次ぎ左官屋になりました。
マジョの実家の壁はこの叔父さんの仕事でした。
しかし漆喰の壁は20年前からはやらなくなり、叔父は左官業を辞めお茶の炉の仕事を始めましたが、日本古来の自然な壁作り
を絶やしてはいけないという職人魂は持ち続けたようです。
今建築業界では、この叔父の自然な壁の技術を学ぼうと多くの人々が集まってきています。
芸大生など若い学生さんに囲まれています。
古希の時は鳩山御殿で盛大にお祝いしてもらったそうです。
これは叔父が作り出した、大津磨きと呼ばれているものです。
左官屋をやめたとき全国のいろいろな泥を集め磨き重ねて独特の美しい光沢の玉を作りました。
ずいぶん前に泥団子を手のひらに乗せられたことがありますが
その時は”なんじゃらほい”とおもいました。
いまではいろんな美しい泥団子を作る講習会も開かれているようです。
この大津磨きはいろんなところで建築にいかされているようです。
母が亡くなってからは逢っていないのですが、ホントに母に良く似た顔で懐かしくなり、逢いに行きたくなりました!
江戸っ子の”新吉節し”の毒舌にあいますがそれも心地いいものでしょうね!
もう叔父さん、叔母さんと呼べる人もおおかた逝ってしまい、貴重な存在となりました。
マジョも最近逢っていないので心配しておりましたが、ある方のブログにちゃんと健在ぶりが載っていて安心いたしました。
この叔父はかなり有名な人でテレビにもたびたび登場いたします。最近記憶しているところでは”地井さんの散歩”番組にも登場しました。
巣鴨界隈の散歩番組には小石川千石の”泥団子”を作るおじいさんとして紹介されています。
http://tomizawakenzai.com/weblog/2010/01/post_228.html
母の父(マジョには祖父)は練馬の”おきぐちのお大尽”だったそうでございます。が祖父がお女中さんと恋仲になり、その父の逆鱗にふれ勘当されたそうでございます。
仕方なく祖父は家財道具を荷車に乗せ、小石川千石に流れ着いたそうです。そこで2男4女をもうけて左官屋で生計を立てたそうでございます。母はその3女で新吉叔父さんは末っ子でした。
母は生前”おじいちゃんがおばあちゃんと恋仲にならなかった
ら私はお大尽の子だったかもしれない”などといっておりまし
た。
”だったら生まれていなかったでしょう”と言って、よくわらったものです。
その新吉叔父さんも祖父の後を次ぎ左官屋になりました。
マジョの実家の壁はこの叔父さんの仕事でした。
しかし漆喰の壁は20年前からはやらなくなり、叔父は左官業を辞めお茶の炉の仕事を始めましたが、日本古来の自然な壁作り
を絶やしてはいけないという職人魂は持ち続けたようです。
今建築業界では、この叔父の自然な壁の技術を学ぼうと多くの人々が集まってきています。
芸大生など若い学生さんに囲まれています。
古希の時は鳩山御殿で盛大にお祝いしてもらったそうです。
これは叔父が作り出した、大津磨きと呼ばれているものです。
左官屋をやめたとき全国のいろいろな泥を集め磨き重ねて独特の美しい光沢の玉を作りました。
ずいぶん前に泥団子を手のひらに乗せられたことがありますが
その時は”なんじゃらほい”とおもいました。
いまではいろんな美しい泥団子を作る講習会も開かれているようです。
この大津磨きはいろんなところで建築にいかされているようです。
母が亡くなってからは逢っていないのですが、ホントに母に良く似た顔で懐かしくなり、逢いに行きたくなりました!
江戸っ子の”新吉節し”の毒舌にあいますがそれも心地いいものでしょうね!
majyoさんにこんな素敵な叔父様がいらしたんですね。。。
昔の人は凄い「根性」が違うのでしょうか(*^_^*)人生に歴史がありますよね。。。
TVに出たり新聞に載ったりする親戚は誰もいない(悪い意味で載っちゃ困るけど)凡人集団わが一族かと思っていましたが・・・
majyoさんの叔父様なら、私の親戚だわね
泥団子、つやつやになるのを見たことがありますが、美しい色の泥団子もあるんですね~
叔父様、長生きしていただきたいです。
散歩番組、壁に関する番組ででることあるので
みてるかもしれません。
いつの何時にでるぞ~~と知らされますが
おおかた忘れてしまっています。
江戸っ子短気な職人でしたが歳とともに
泥団子のようにまあるくなりました。
母とはちょうど一回り年下になり、もう83歳になるんでしょうかね!
新建材などで体に悪影響の話題になる今、
また自然な壁が見直されて存在感がアップされる
時勢になりました。
左官なんて言葉は死語にちかいですよね!
時代のながれって面白いものですね!