着物でボストン美術展

今日は着物の会ではないのですが、Aさんが企画してしてくれました。
お着物を着て上野　国立博物館平成館で開催されているボストン美術展を鑑賞してまいりました。
前回のマリアのレッスンのとき紹介してもらったので、Yさん、ダイパパの4人で行ってまいりました。



http://www.boston-nippon.jp/

6月10日まで平成館で開催されています。
なぜこんなに日本の至宝が海外に流出してしまったのでしょうね？・・・
明治維新の時の混乱期に流出してしまった！
日本文化を愛するアメリカ人によってコレクションされた！

平日なのでそんなに混雑はしていませんでしたが
吉備大臣入唐絵巻、平治物語絵巻　三条殿夜討巻の2つの絵巻の前には2重の人垣ができて、なかなか前に進みません！
あきらめて空いている作品に進みます。


快慶の最も若いときの作品だそうです。
こんな重要な作品も海外に保存されているんですね～・・・


尾形光琳の松島図屏風
綺麗な色彩と波の表現にひかれました。


長谷川等伯の龍虎図屏風
虎さんが猫のようにおとなしそう・・・想像で描いたんですよね。


曽我蕭白の雲龍図
蘇我蕭白の絵を見るのは初めてですね。
ボストン美術館には曽我蕭白の作品が数多くあるそうです。
その他ボストン美術館には浮世絵などの作品も収蔵されているようです。

刀、着物織物など江戸時代の作品が展示されていました。
里帰りといって日本の至宝を鑑賞するのも・・・ちと・・・複雑な気持ちがいたしますなぁ～・・・


しばらくぶりに上野公園を歩きました。
桜はすでに葉桜になっていました。
公園内にはコヒーカフェの店ができていたり、噴水の改修工事をやっていたり、ずいぶん以前と様変わりしていました。
なにせ・・・高校時代から庭のように歩いた公園ですものね。