この日は、両親、兄、私の4人で摘果作業でした。
この時期は服装がとても難しいです。
最近は実家までバスで行くことが増えたので、バスに乗れる服(!)、農作業は泥汚れがつくので専用の作業着、帰りもバスに乗るからバスに乗れる服…。
実家では祖母も母も私よりもずっと背が低くて痩せ型なので服を借りることができません。
父は私よりも10センチ、兄は25センチそれぞれ背が高いからこれまた服の兼用はムリ。
着替え等はリュックに詰めて背負って行くものの、量には限界があります。
天気予報では、日射しがあるかどうか、風の強さと風向きが重要で日々悩ましいです。
前述のように服はサイズが合わなくて実家で借りられないのですが、靴も然り。
私のサイズは女性にしては大きめの24.5センチ。
これまでは長靴が朝露対策で重宝しましたが、そろそろ運動靴の出番かもしれません。
さてこの日は、人生で初めての言葉に出会いました。
母「今年は随分グリグリしてるね」
兄「そうだね、思ったよりもグリグリだね」
私「グリグリって何?」
グリグリ…果そう(果台の上の部分)に結実した果実が充実していて、たわわな感じのこと。
ローカルな言葉なのか、実家でしか通じないのかは分かりません。
昨年も同じ作業を手伝っていてのですが、今年はホントに分かりやすいです。
昨年は、選択肢がない中で仕方なく残すという感覚で作業していました。
今年は選択肢がある中で選抜した果実を残す、という感覚があります。
それなら今年はいい果実が収穫できるのか?となると、今後の天候(日照量、雨量、風、降雹等)次第でまだまだ不確定要素ばかりです。
それに今年はすでに開花は遅かったのですから、全般的には昨年よりも10日分くらい遅れています。
昨年は大型連休前に今の作業は終わっていたし。
気がつけば、農業にどっぷりハマりつつあって、人生何があるか分からないなーと思っています。
次回も楽しくお手伝いしたいです。