makoto's daily handmades

お手伝い 8月29回目 直売所

この日は雨の中の収穫作業から。

最近、兄と母のカッパの具合がイマイチらしい…私が何度も「ワークマン行きなよー、サイズが豊富だよー」と言っていました。

やっとワークマンに行き、新調したカッパを着ての作業でした。

 

というのも、母は女性Sサイズでも少々大きく、兄は男性LLサイズでは手足が短いけど胴回りは大きい、という特殊体型。

元々2人のサイズの服は選択肢が少ないのです。

 

そして私からのアドバイスはもう一つ。

「アウトドア用品のカッパが蒸れなくていいよ、高いけど。ワークマンのはお値段並みの蒸れ具合と撥水力だから」

 

これは着用して兄も母も納得したみたいです。

私はカッパの上着はゴアテックスを使っていますが、カッパのズボンはワークマン製品。

農業はどうしてもズボンに泥汚れがついて、しかも落ちません。

ゆえに安い作業用でいいや、と割り切っています。

私が登山をしていたのは10年前までですが、手入れはしていたので、当時からのカッパでも十分役立っています。

 

ワークマンの服をアウトドアで使用している方も多いようです。

ワークマンの製品は所詮作業着、と割り切った使い方が合っているのかもしれません。

 

メイン農産物は中生種が次々と出てきています。

ブドウはあと1週間以内で販売終了しそうです。

あと半月くらいで対面販売が終了になることでしょう。

やっとここまできたかー、と私はそれなりに満足感が出てきています。

 

さて。

この日も昼でお手伝いが終わり、一度帰宅してからシャワーと着替えをして、父の入院先へ。

ちょっと疲れが出ていたので、バスで向かいました。

バスで片道20分なのですが、いい具合に爆睡できる昼寝タイムです。

ここでちょっと体調を整えている、という感じです。

この日は、親戚で同業のNさん、Aさん夫妻がお見舞いに来てくださいました。

だがしかし、Nさん絶句。

そりゃあそうだ、やせ細って、幻視があって、見るからに寝た切り老人だもの。

Nさんは母の従兄弟で、70代後半。

どうしてこんなことに?!と思っていることでしょう。

 

私が割と冷静なのは、動くべき時に動かなかった因果応報としか思っていないからでしょう。

後の祭り、不可逆性を今更騒いでも仕方がない、という諦念です。

誰が、何が悪かったのか?を突き詰めれば、自分です。

違和感を感じて、それを相手にしてもらえなかった、私の言葉が通じなかったのは、ひとえに来し方の私が他人から信頼されることをして来なかった人生だったから。

私自身が不信感しか持ってもらえない存在だから。

これがすべてです。

因果応報です。

 

後悔?

ありません。

そういう実のない人生を送って来たので、自業自得です。

まさか自分の人生でこんな思いを持って生きるとは…。

それも私の人生の一部です。

 

ゆえに次の一手も考えざるを得ません。

父と兄はおそらくあと5年以内に亡くなります。

いや、兄はもう少し頑張れたとしても、60歳までに生きられるかな?どうかな?くらいです。

どう考えても、次世代に農地を残せないのです。

 

あまりクヨクヨせず、粛々とお手伝いしていこうと思います。

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