ヒトリシズカ特論 その2

日本の四季の移り変わりなどを、身近な場所に行って、その場での観察などによって、ご紹介しています。

埼玉県北本市にある北本自然観察公園の池では、冬鳥のコガモが過ごしています

2020-10-22 00:00:05 | 季節の移ろい
 埼玉県北本市にある北本自然観察公園の中にある八尾の池では、約1カ月前からコガモの群れが定着しています。

 北本自然観察公園は、埼玉県の平野部の里山風景・環境を保存している自然公園です。そして野鳥観察の名所です。

 北本自然観察公園の東端にある正面入り口から埼玉県自然学習センターに向かい、その埼玉県自然学習センターの裏手(西側)にはヨシ原や高尾の池などが広がっています。



 高尾の池を囲むヨシはもう枯野です。その高尾の池には、冬鳥のコガモの群れが9月半ばから飛来しています(既に弊ブログでご報告済みです)。





 コガモの群れは10羽ほどです。コガモの身体の大きさは38センチメートル程度とやや小型です。



 コガモたちは水面を進んでいたり、あるコガモは水底の水草を食べています。









 カイツブリも滞在しています。

 高尾の池の近くでは、ミゾソバの花がまだ咲いています。たいぶ花期の終わりの様子です。

 高尾の池の近くの雑木林の根元では、コウヤボウキの花が点々と咲いています。





 コウヤボウキの花の開花は、秋本番に向かう季節を示しています。

 雑木林の根元では、キノコも生えています。品種は分かりません。



 埼玉県自然学習センターの近くでは、低木のクサキの実がよくなっています。



 草むらの中では、ヤブランがあちこち実を付けています。

 北本自然観察公園の森では、木々はまだ葉をたくさんつけています。

 背丈の高い木の上部に、シジュウカラやヤマガラが飛んできます。そのシルエットです。たぶん、シジュウカラやヤマガラのどちらかです。



 今回もヤマガラが撮影しやすい枝先にでてきませんでした。 

 この北本自然観察公園の中にある高尾の池で、コガモが過ごしている話は弊ブログの2020年10月13日編をご覧ください。