ヒトリシズカ特論 その2

日本の四季の移り変わりなどを、身近な場所に行って、その場での観察などによって、ご紹介しています。

前橋市西大室町などにある大室公園では、ヒレンジャクを見かけました

2021-02-03 00:00:05 | 旅行
 前橋市西大室町と東大室町にまたがっている大きな大室公園では、冬鳥のヒレンジャクを見かけました。

 前橋市の北側にそびえている赤城山(主峰の黒檜山は標高1828メートル)の南側の広大な裾野の中に、大室公園はあります。標高は130メートルです。

 広大な大室公園の西側にある民家園付近ではウメの花がよく咲いていました。



 ここから真ん中にある五料沼に戻ると、その北側には赤城山連山が見えています。



 この日は、標高が高い赤城山山頂部には風が強く吹いているようで、山頂部はやや霞んでいます。



 大きな五料沼の水面では、マガモやカルガモなどが滞在しています。



 今回は、ミコアイサには出会えませんでした。

 この五料沼の南西側には、中二子古墳が小山のように存在しています。

 その中二子古墳を囲む背の高い木の上部に、冬鳥のヒレンジャクが3羽留まっていました。体長は約18センチメートル程度です。

 この3羽のヒレンジャクはほとんど動きません。







 下から見上げていて、全身が見えるヒレンジャクは1羽だけです。





 3羽のヒレンジャクは、好物のヤドリギの実には近づきません。

 地元の野鳥観察愛好家の方によると、レンジャクは10数羽、来ていたそうです。レンジャクは夏はシベリアなどの北側で繁殖し、冬になると南に移動し日本などで冬を越します。

 広大な大室公園の真ん中にあるモクレンの木は蕾を少し福良かせています。

 そのモクレンの木に、ムクドリが1羽やって来て留まりました。





 大室公園の西側の遠くには、浅間山(標高2568メートル)が見えています。



 白く冠雪した浅間山山頂部は、強風が吹いているようで、白くぼやけています。

 昨年2020年2月に、大室公園の木に生えているヤドリギの実を食べに来たレンジャクを観察しました。

 そのレンジャクを観察した話は、弊ブログの2020年2月24日編をご覧ください。