手術前の憂うつ・・・

明日はいよいよ避妊手術です。
ミーもそれをわかってか、何となく物憂げな表情・・・


ん、んっ？
あれ！？ミーちゃんなんか変だよ
耳が・・・。

片耳、折れ曲がっってるよ～
そんな事も気付かずにぼぉ～っとしてる。
何とも間抜けなミーちゃん


もちろんミーが明日わが身に大変な事が起こるなんて知るはずも無く、いつもと同じように元気でいます。
緊張してるのは母さんの方かも。

ご飯が食べられるのは午後九時まで。それ以降は絶食。
ミーちゃん、食べられるのは今のうちだから残さず全部食べてね

弱小映画館の行方

最近はシネコン全盛期。
私もその便利さとサービスにつられて通っている。
東京などの大都市に比べ、地方都市では興行成績重視のプログラムがほとんど。
世の中にはシネコンでは決して上映されない小作品もたくさんある。特にヨーロッパ、アジア、もちろん日本の作品にも、目立たないけれど良質な作品がたくさんある。
それらを取り上げて上映してくれるわが街の貴重なミニシアターが今無くなろうとしている。
理由はその映画館の経営の問題だけでは無さそうだけれど、実にさびしい。
地方都市ゆえの難しさ？
これからはどこに観に行けばいいのか
DVDが出るのを待つしかない？
でも私は映画館で観るのが好きなのに・・・

世の中の流れで致し方無いことだけれど、本当にさみしいです。
何とかならないのかなぁ～

『帰郷』

元々、洋画ファンの私は映画館で邦画を観ることはほとんど無かった。
それが最近、結構邦画にもはまっている。

今日の『帰郷』は私が好きな西島クンの主演作。
「西島クンって誰？」って？
あの西島秀俊です。あの飄々とした感じが何とも言えず、結構気に入ってます

今回はまさしくそんな彼のハマリ役！！

母親の結婚式のため田舎に帰郷した晴男(西島)。
そこで昔好きだった深雪（片岡礼子)と偶然出会う。
８年前の深雪は西島と結ばれてから突然姿を消してしまった。それ以来ずっと彼女の事が気になっていた晴男。再会して再び・・・。
彼女は晴男と別れてから女の子を産んでいた。７歳になるチハル。
翌日チハルに会ってほしいと誘う深雪。迷いながらも彼女のアパートへ向かうと深雪はいない。
「またもや逃げた?」
そう思った晴男はチハルと二人、深雪を探しに行く。

初めは馴染まない二人。けれど少しずつ距離が縮まり、晴男はチハルが自分の子だと確信する。自分の下から去った彼女は一人でチハルを育ててくれたのだと・・・。

とっつきにくい子供に何とか近づこうとする姿。
子供の天然の無邪気さにオロオロ振り回される姿。
いつしかチハルを自分の子と信じて、これからは自分が育ていこうと決意する純真さ！
まさに西島クンにぴったりの役
彼以外のキャスティングなんて考えられない。
チハル役の女の子もすごく良かった。
晴男を翻弄する深雪役の片岡礼子（今回初めて知ったけど）もいい味出してた。

ちょっぴり切なく、でもほのぼの温かさを感じる素敵な作品でした
DVDが出たらぜひ見ていただきたい作品です

今回は本当にハマリ役だったけど『メゾン・ド・ヒミコ』の女好き専務役の西島クンもよかった。これからどんな役に挑戦してくれるのか楽しみです