禅語に人生を学ぶ

「雲収洞中明」
くもはれて、とうちゅうあきらかなり

その意味とは・・・

胸のうちを明らかにすれば
お互いの「煩悩」が静かに収まって行くこと


この洞中明とうちゅうあきらか
と言う言葉がとても気に入っています。

人間関係において
特に家族や親子、夫婦と言った濃い間柄において
この「お互いの心の中がわかっている」事は
とても大切です。

近い間柄ほど
結構言わないで済ましてしまう事も多いですが
わかっているようでわかっていない事も多いのです。

お互いの胸のうちがわかっていれば
心配が無くなり
心が安らかになります。



胸の内を明らかにするには

お互いに物を言う事

つまり「会話のある関係を築く」事です。




こんな言葉もあります。


「物言わぬは腹膨るるわざ」

遠慮ばかりして物を言わないと
お腹に毒が溜まって膨らんでしまいますよ

と言う意味です。



何かあった時、一人で抱え込まずに
言いたい事は言う。

「雨負って地固まる」のことわざがあるように
喧嘩もまた良しなのです。




などと、えらそ～に申しますが
実はまさにこの一連を経験して
痛感したからなのであります



ある事がきっかけで相方に対して
モヤモヤした気持ちが急激に膨らんでしまったのです。

どうにもこうにもすっきりしない。
すっきりしないどころか
不安や悲しみがどんどん膨らんで行きました。

レイキマスターなのに
こんなにネガティブ感情が膨らんでいいのかぁ～って
マスターだってただの人間ですからね・・・




やっぱり自分一人でこの想いを抱えていてはいけない！
そう思い、洞中明にしたのです。



こう言う時って、モヤモヤしているのは
自分だけじゃないんですね。
やはり相方もモヤモヤしてました。

お互い上手く言えないけど
とにかく胸を内をさらけ出しました。


何度も何度も・・・



お互いわかっているつもりでも
やっぱり勘違いとかあるし
考え方の違いもある。

それに気付くには
お互い物を言わないと始まらないのですよね。



おかげで何とか
雨降って地を固める事が出来ました





最後に極めつけの一言を


「相性」とは

相手に対する「寛容さ」です

　　　　　　　　　　　by ティム・ロビンス


書きながら
自分自身に言い聞かせております





みなさんも、変な想いは胸のうちで発酵させずに
明らかにして
すっきりさせて下さいね～♪