最近、腹立たしいニュースが多いです。
アメリカの黒人少年射殺の白人警官が不起訴となった件や
幼い子供たちの虐待事件。
どうしてそんな事をするのかと
本当に腹立たしく悲しいです。
そんな中でちょっとだけ明るいなと思えたニュースが最高裁の違憲判決。
申し訳ないですが、１票格差に関する云々についてはよくわかりません
私が何に反応したのかと言うと
最高裁が「違憲判決」を出した、という点です。
実は今、裁判官の世界を描いた『法服の王国 』と言う本を読んでいる最中です。
正直、結構難しくて読むのに時間はかかるのですが
裁判官の驚く世界が描かれていて結構面白いのです。
裁判官はとても孤独な世界であるとか
この本の中では、独立しているはずの司法の世界も
実は政治の力に逆らえない部分があるだとか。
そんな中で「違憲判決」を出すと言う事は
国(政府)にＮＯを突きつける事になり、
もっての外だと言う圧力があるとも・・・
ちょうどそんな事を読んでいる最中だったので
普段なら反応しない今日のニュースについ反応してしまいました
警察小説はよくあるけれど、裁判官小説はあまりないはず！
『法服の王国』出て来る様々な事件に関してもかなりお勉強になります
