初めての予備視察

自民党の副委員長さんと一緒に、予備視察をしました。

「子育て・熟年者支援特別委員会」の委員長となってから、
副委員長さんと議会事務局の担当の方と、話を重ねてきています。
そして、今期の方向のひとつに上げたこと、視察先については正副委員長で予備視察を行い、
委員会での視察内容の充実に努めること。その１回目の視察に今日行ってきました。

７月２５日と８月７日の委員会は、「熟年者の健康と生活、生きがい及び住まいに関する事項」が
調査項目になっています。
そこで、ひとつは区の行なっている「リズム運動」。２５年目になりますが、
今回は、初心者の方々のところへ赴き、みなさんからご意見を伺うことにしました。

実際に輪になってお話をうかがってみると、みなさん、とてもはつらつとしていらっしゃいます。
「足が痛くなったので始めてみたら、痛みもなくなり、しゃんしゃん歩けるようになりました。」
「家では一人なので、テレビばかりみていました。お友達ができたらいいなと思って、
思いきってきてみたら、お話ができるようになって、とても楽しい。」
「先生がお元気なので、若返る気がします。気持ちが明るくなります。」

もっとこんなことを区として行なってほしいなというご意見は？とうかがうと
「健康マージャンを区で主催してほしい」
「ダイエット講座をひらいてほしい。それも、近くで。」
「どこへ行くのも、電車やバスを使わなくて済む距離にあると、気楽に通えます。」
とのご意見が、多く出ました。

ほんのわずかの時間でしたが、みなさんと一緒に床に座って、笑いながらの貴重な時間。
これなら、議員１２人での視察も充実すると実感しました。

そしてそのあと、「日暮里コミュニティ」という複合型ハウスへ行きました。
ここは、「自立した高齢者の住まい」と、「介護が必要な高齢者の住まい」、
そして「自主運営型の賃貸住宅」の複合型の住まいとなっています。
今年の５月に行なわれた「マンション学会」で発表され、高い評価を受けたと聞きました。
これからの高齢者の住まいと街づくりを考えたときに、
大変勉強になる考え方が含まれていると思います。

党派を越えて、ともによりよい方向に向かってすすんでいくことは、とても意義あることだと感じます。