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「命に関わる資格証明書は、出すべきではない。」
私たちが言い続けている資格証明書、これが現物です。
千葉にお住まいで、ビールの大きなタンクの研磨などをしていた方が、
とうとう仕事が無くなり、江戸川へでてこられています。
こちらで仕事を見つけて、千葉の家族へ仕送りをしていたものの、
またも仕事の数が落ち込んで、もう仕送りもままならないということで
ご相談にお見えになりました。
高い国民健康保険料が払えず、滞納をしたところ、
この方の保険証は、資格証明書とされてしまいました。
資格証明書の場合、病院へかかると10割を窓口で払わなければなりません。
そして、のちに、7割が戻ってくる仕組みになっています。
ところが驚いたことに、この方の市では、
その7割を、本人に戻さずに、滞納分として市が徴収してしまっているそうです。
江戸川区の場合は、職員の方がかなりがんばってくださって、
資格証明書をなるべく出さないようにしてきていました。
でも、全く出さないわけにはいかず、(国が出しなさいと言っているから!)
悪質な滞納者、として、お金をたくさん持っているのに、払わない方に限るとして、
発行し始めています。
でも、それぞれの理由を良く聞いているのか、何をもって悪質とするのか、
ケースがみな違うと思われますので、私たちも調査しなければいけないと思っています。
千葉のこの市は、お金がない方、仕事が無くなってしまって払えない方に、
容赦なく、資格証明書にして、しかも戻るはずの7割分を滞納分として徴収している。
なんて、非道なことなんでしょう。
こういう自治体のやり方は変えなければいけません。
そして、それを押し付ける国のやり方も、変えなければいけません。
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