江戸川区議会議員 間宮由美のblog * ひとりじゃないよ。プロジェクト*

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重い引き戸と介護保険検討委員会

2015-02-13 | 介護・医療・高齢者のこと

「重い引き戸を替えたいのだけれど、介護保険の制度を使っては、引き戸から引き戸へは替えられないと言われました。」お母さんの退院時に、大変困ったご様子のコメントをいただきました。

役所にお聞きしに行くと、厚労省と自治体の厚いQ&Aを取り出し調べてくださいました。

そして、住宅改修費の支給の中で、引き戸については、老朽化や劣化の場合は自費となる。
しかし、高齢化や体の具合が悪くなったことにより、引き戸自体が重くて動かせない場合は、重い引き戸から軽い引き戸への変更が可能とのこと!

家の様子を見てからではありますが、可能性が全くないわけではないことがわかりました。職員さん、調べて下さりありがとう!!

そして、夜は、介護保険事業計画等改定検討委員会の傍聴です。6回目の今日は、最終計画書案の確認となります。
分厚い資料をいただきました。

第6期(平静27~29年度)の江戸川区の保険料基準額は、4,900円と案がだされました。
全国的には軒並み5,000円を超える中で「基金を取り崩したのは、とにかく持ってるお金を全部使って、区民の保険料を下げようとした。区はがんばった。」「そうは言っても本当に良いのか?」など、現場で働く人たちからだからこそ、リアルな声が出されました。

「施策を作る段階から声を聞いてほしい。今の時代にふさわしい決め方をすることが大事」
「要支援をどうするかが最大の問題」「地域総合支援についての、人材確保は深刻」
「加算が増えたと言っても、その加算を取るためにまた人材を入れなければならずまた大変」
「通所と特養だけは下がるといっていたが、実費のサービスを増やすことになる。そうなると、払える人は十分なサービスが受けられるが、払えない人は、不十分なサービスになってしまう懸念がある」
「特養における-6%の引き下げは相当な厳しさ」「特養は内部留保3億円があるから引き下げというが、特に都内の施設の実態は大変」

ちなみに、傍聴者はわずか3名。委員である議会からの代表でお越しにならなかった方も…。

バブリックコメントも50人からしか届いていないことに、区民の関心がないことの指摘があり、関心を高める努力をしていこうと議論がされました。
しかし、少なくとも議員は関心持とうよ、と思います。

 

 

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