江戸川区議会議員 間宮由美のblog * ひとりじゃないよ。プロジェクト*

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藤田昇 元教育長の登壇「どの子も大切にしたい だから 東京のすべての学校で30人学級を!」②

2008-06-06 | 行事*集会*懇談会のこと
「私は92歳です。」藤田さんは、杖をついて壇上を歩き、そしてしっかりしたお声で
話してくださいました。

「教育は、それぞれが役割を持っています。中味については、先生方にお任せをする。
そして、行政は、物的条件を整える、人的条件を整えることが、仕事です。」

「心の病、うつになる先生方が非常に増えている。それは、現在の学校が、
先生たちにご負担をかけているのではないだろうかと思っています。
6時間でいいところを、8時間も10時間も働いていただくことが、
うつの原因になっているのではないかと思っています。
40人いる教室を、せめて、35人か30人にして、先生たちの負担が軽くなるように、
行政が措置をしなければならないのではないかと、余計な心配をしております。」

先生方に対して、敬意を持ってお話してくださる92歳の大先輩の言葉はとても重く、
そして、とてもあたたかい。

このごろ、先生に対して、(あるいは他の人に対しても)、
非難ばかりをするような方が増えているように思います。
しかし、藤田さんのお話しの仕方を聞きながら、信頼し、敬意を持ってお話しすることは、
あなたはだめなやつだと言うよりも、ずっと相手を高めてくれることなのだと
あらためて思いました。

先生方がどれほど励まされたかは、あの拍手の大きさからも、よくわかりました。

「東京で30人学級の実現を求める署名」運動への賛同の呼びかけ人は、8人。
雨宮処凛さん(作家)
大田堯さん(東京大学名誉教授)
小山内美江子さん(脚本家)
堤未果さん(ジャーナリスト)
福田誠治さん(都留文科大学教授)
藤田昇さん(元江戸川区教育長)
堀尾輝久さん(東京大学名誉教授)
渡辺徹さん(俳優)
(50音順)

その中に名前を連ねてくださったお一人が、藤田昇さんです。
江戸川区で、元教育長をされた方です。

何度も訴えてきた少人数学級、30人学級。しかし、江戸川区では、
まだ実現されていませんし、教育委員会はこの件について消極的です。
非常に残念でならない思いでいました。

ところが、なんと、今日のこの集会に、元教育長がおいでくださり、
お話してくださったではないですか。
胸が熱くなりました。

子どもたちのために、30人学級を実現するために、負けないで、腐らないで、
がんばろう。
藤田さんの心意気にふれ、心からそう思いました。
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