まず、前回求めた資料についての説明がありました。 そして、三つ目には報酬額のことでお伺いをしたいんですけれども、月額の報酬額と、それから、1回ずつ支払われる報酬と分かれています。この違いは何になるんでしょうか。この報酬額というのも、どのように決めているのかということで、ここを見ると2,500円、5,000円、17,400円、34,000円、123,000円とそれぞれいろいろ額がばらけているんですけれども、なぜこの額となっているのかということですね。 今、ちょっと間宮委員の質問で、選出されている議員とそれ以外の委員で報酬が違うのかどうか。総務部でわかる範囲のやつ。 ◆間宮由美 委員 例えば先ほど、議会の推薦人数について、幅広い意見を聞くためのものなどは、やはり多い、という御答弁だったかと思うんですけれども、例えば実際に議会の推薦人数が多い財産価格審議会、これ、15人ということで今いるわけなんですけれども、この財産価格審議会などに出ていますと、結局、決まった価格、路線価格に基づいたところから出されている価格についてのみ審議をするという審議会になっていますよね。ですから、既に決まっている路線価の中から区がきちんとした価格を出していますから、そこに余り間違いはないんだと思うんです。それだけれども、なぜこれだけの人数が必要なのか。
◆間宮由美 委員 資料を今回こうして出していただけて、ありがとうございます。これからの特別委員会の中での議論の中にも役立てていかせていただきたいと思います。
一つだけお伺いしておきたいのが、正規・非常勤・臨時職員の職員数の中で、正規職員だけで賄っているところと、それから、非常勤と臨時職員というのが多いところもございます。ここの違いというのはどういうふうに分けていらっしゃるかということだけお聞かせください。
◆住田雅一 総務部副参事 正規職員で賄っているところと非常勤・臨時職員がいるところということですけれども、これにつきましては、非常勤の専門性を生かしたような仕事がある部署であるとか、あるいは臨時職員でもお願いできるような仕事がある部署については、非常勤職員、臨時職員などが配置されているというふうな形になっているかと思います。
◆間宮由美 委員 もう少しお聞かせください。非常勤の場合には、非常勤の専門性を生かした部署ということですが、そうすると、正規では賄えなくて、非常勤が専門性を持っているというふうに考えてよいわけでしょうか。
◆住田雅一 総務部副参事 正規職員と非常勤職員あるいは臨時職員が、職場によっては一緒に力を合わせながらそこの運営を図っているというようなところもありますので、そういった専門的な部分も生かしたところもありますし、一緒に協力してやるようなところもあるというような形になります。
その後、「行政委員会・附属機関等と議会のあり方について」報告がありました。
◆間宮由美 委員 いただきました一覧の中で、まずは三つお聞きします。一つは選出基準についてですが、今、委員長がおっしゃっていましたが、選出基準の中で、区議会議員というのと学識経験者というふうに書かれているものがあります。その違いが何かということです。
農業委員、財格委員、公害健康被害の認定審査会の委員、保健所運営協議会の委員、防災会議の委員、表彰審査会の委員、国民保護協議会の委員、ここは学識経験者となっています。これがなぜ区議会議員ではなくて学識経験者なのかということをお聞きしたいと思います。それが一つです。
二つ目は、議会の推薦人数というのが出されているんですけれども、これはどのように決めているのかということなんです。これは設置根拠の中の、いつかこの設置根拠の条例ですとか自治法ですとかに基づいて決められているものだとは思うんですけれども、ただ、もしわかればなんですけれども、どのようにやはり人数が決められているのかというのは、非常に疑問に思っているところです。例えば非常に多いところでは、今もお話がありましたけれども、財産価格審議会の委員が15名もいます。ここには慣例として議員定数の3分の1を目安に選出と備考に書かれてあるんですけれども、なぜこれだけの人数が必要になるのかというのが二つ目です。
まず、この選出基準、議会の推薦人数、報酬額の三つについてお聞きをできればと思います。
◆山凬求 副区長 まず、この資料でございますけれども、これは私どもから作成してお出しをしたものではないというふうに聞いております。まず一つそうです。恐らくこの選出基準につきましては、条例等の中にいわゆるどういう人間を選定するかというふうに明記されているところを書かれているものだと、そういうふうに考えています。
それから、推薦の人数ということもありますけれども、これは審議等を行う対象の件数だとか、いろいろ内容等によって、幅広く多くの意見を聞くケース等もございますので、そういう人数で案分をされているのではないかと、そのように思っています。
それから、報酬額につきましては、一定の審議の内容等のものについて、拘束する時間だとか、他の団体等とのいろいろな調整等の中で定まったものであると思っておりますし、恐らくこれを、財産価格審議会もこういうふうに書いておりますけれども、これは議会の皆さん方ともお話し合いをこれまでされて、いろいろ人数等も調整してきたと、そのように私ども聞いているところであります。
◆間宮由美 委員 選出基準については、もちろん、条例等に書かれているものだと思うんです。ただ、なぜそこが区議会議員と学識経験者というふうに分かれているのかというのはやはり率直に疑問に思っているところで、例えば私はこの中でそんなに多くの委員をやったことがありませんが、例えば財産価格審議会とか、公害の健康被害認定審査会、青少年問題協議会も含めてですけれども、例えば財格と公害、ここは私自身も選出されたことがありますが、学識経験者という基準になっています。
でも、少なくとも私はそのことに対する学識経験者ではないと自分では思っているんですね。では、このように分ける意味というのがどこにあるのかというのは、もう少し突き詰めていきたいと思います。例えば区議会議員というふうなことでもいいのではないかと思ったものですから、そこをお聞きしたかったんです。
それから報酬額については、やはり月額と1回というふうに分かれているところが、そこがどのように分けているのかということでは、もう少し自分自身でも調べていきたいとは思うんですけれども、ここに出ている報酬額は区議会議員の報酬額ですよね。議員以外の方がお出になっているかと思うんですけれども、それ以外の方もこの金額ですか、それとも別の金額でしょうか。もし別の金額であれば、ちょっと資料として、区議も含めてですが、区議以外の報酬額を一覧にしていただければというふうに思うところなんです。
◆須田哲二 委員長 この資料は議会事務局で作成してもらっています。先ほどちょっと言ったように、大分前からこういう形でいろいろ、各会派、幹事長とか理事会では出たことがあります。
◆原信男 総務部長 議員の方と、あと、要は、例えば、職員も委員に入っている場合がありますけれども、それは報酬は払っておりません。ということでございまして、それぞれの委員によって違ってくることはございます。というところだけですね、正式にわかるのは。
要するに、職員が入っている場合、それは職員は無報酬です。それからあと、関係機関、例えば防災会議なんかで言いますと、関係の行政機関がございますね。行政機関は無報酬です。住民代表に関しては、これは議会と同じ額ということになります。
あるいは逆に、だから、私はいつも財格などに出ますと悶々としてしまうんですけれども、議員が入る意味というのは、じゃあ、何なのかなというのを考えているんですね。そこにはやはり、議員が入るというのは、価格が決められていく背景ですとか、その政策がとられていく背景ですとか、そういったのについての議論をするからこそ議員が入る意味があるのではないかと思うんです。
でも、今の財産価格審議会は、そういうことは枠外になっていると思うんですね。そうすると、本当にこれだけの人数が必要なのか、あるいは中身のあり方、検討の仕方というんでしょうか、そういったのも考えていかなければならないのではないかなというふうに思っています。
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