84号 区立図書館への指定管理者制度導入にあたり図書館サービスの質確保に関する陳情（8月の文教委員会）

第８４号陳情についての審査

◆間宮由美　委員 東部図書館の業務委託事業者選定参加の申し込みの締め切りが、７月２２日だったと思いますが、何件の申し込みがあったかということと、それから、提案書の受け付けが８月１６日から、もうすぐ始まると思うが、提案書の項目については、委託業務についてとか、人材についての考え方ということで幾つか記されているが、その中で、ポイントの高さというのはどのような点で見るのかということをお聞かせください。

◆佐藤弥栄　中央図書館長 今現在、委託の申込状況なんですけれども、今、５社から出ていると伺っております。それで、ポイントの点なんですけれども、業務委託ということなんですが、プロポーザル形式ということでございまして、より効率的に図書館運営ができる業者を選びたいと思っておりますので、その点を含めて提案していただくような形をとりたいと思っております。

◆間宮由美　委員 効率的にということだったんですけれども、提案書に出す内容としては４点ですか、委託業務についての考え方、人材についての考え方、利用者対応についての考え方、良好な利用環境を維持するための考え方というふうにあるんですけれども、効率的にということだけではなくて、やはり江戸川区の中での図書館というのをどう考えていくのか、図書館の役割というのをどう考えていくのかというところに踏み込んだものも必要ではないだろうか。あるいはまた、働く人について、その人たちのこれから専門的に接客ができていくような、図書館業務ができていくような体制づくりについても、よりしっかり考えていくということが必要だと思うんですが、そこら辺にもう少し踏み込んで、大事にしようとされている点、どういったところが書かれていればというか、踏み込まれていると点が高くなっていくのか、そこら辺の区として大事にしようとする点をお聞かせいただきたいんです。

◆佐藤弥栄　中央図書館長 今の点なんですけれども、直営図書館もございます。指定管理図書館もございます。当然、図書館サービスとして、区民の皆様に利用していただく上で支障のない部分で、いわゆる直営に近い形で業務的に委託の中で、さまざまなことが考えられると思うんですけれども、その辺を提案していただくような形で出していただければというふうに考えております。ですから、当然、働く方の専門性とか、その辺を含めて提案という形で出していただきたいというふうに思っております。

○委員長　ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○委員長　では、ほかにないようでしたら、第８４号陳情については、本日は継続としたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○委員長　それでは、そのようにいたします。

以上で陳情の審査を終了いたします。