Mさんのお母さんが亡くなり、すぐに、名義人はないMさんには、都営から出るように手紙が来ました。
東京都は、家族であっても、お金がなくても、名義人でなければ、都営に住み続けることをさせなくなっています。
心配をした同じ都営に住むIさんというおじさんが、私のところにMさんを連れてきました。
彼女には、知的障害があることは、すぐにわかりました。
中学生のときにお父さんから「お前は3才位なんだよ。」と言われたことを覚えていたMさんですが、
その後、手帳の手続きもすることなく、54歳になりました。
愛の手帳(知的障害の人のための手帳)があれば、都営に住み続けることができます。
すぐに、東京都心身障害者福祉センターで、判定を受ける手続きをしたもの
1ヶ月待ち。
その間に退去期限もあり、Mさんは、心配な毎日だったことと思います。
そして、判定の日。障害者福祉センターは、4度の判定をし、すぐに証明書を発行してくれました。
そして、今日、東京都住宅局との話の中で、
「知的障害は、昨日今日のことではないので、都営にそのまま住めるように早速手続きをします。」
と回答がありました。
やったー!ああ、よかった。
ほんとうによかった。
Mさん、よかったね。
ほんとうによかった。
・・・しかし、そばに心配してくれる人がいなかったら、
彼女は健常者として、都営から出されることになってしまっていたのです。
ずっと住んでいた家から出してしまという、都政は、変えないと。
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